俺には彼女がいる。
しずく
翔太
けど……
これでしずくとの恋は最後。
いや、最期。
2年前のある日―
翔太
翔太
翔太
翔太
しずく
しずく
しずく
しずく
翔太
しずく
翔太
しずく
しずくの声は今にも消えそうな 声だった―
翔太
しずく
しずく
しずく
しずく
しずく
翔太
翔太
翔太
しずく
翔太
翔太
しずく
しずく
しずく
翔太
しずく
しずく
翔太
翔太
しずく
今まで溜めてたモノが 俺の言葉で…
壊れたみたいだ
翔太
翔太
しずく
嘘つけ。
本心と言いたいことが、
逆になってるだろ、また…
本当は来て欲しいんだろ…
すぐ行く、待ってろしずく。
翔太
しずく
しずく
翔太
しずく
しずく
翔太
しずく
しずく
しずく
しずく
そう言うとしずくは、
クリスマスに開催される イルミネーションの パンフレットを見せてきた。
翔太
しずく
翔太
しずく
クリスマス当日
俺たちは恋人繋ぎをしている。
しずく
しずく
翔太
翔太
しずく
翔太
しずく
翔太
翔太
しずく
しずく
しずく
翔太
僕の手を振りほどいた
しずく
君の頬は濡れている
引き止めなければ
最期(おわり)と知っていて
僕は動けない―
しずく
翔太
しずく
しずく
そう言うと君は下を向く
翔太
翔太
しずく
翔太
翔太
しずく
翔太
しずくの顔から血の気が引いていくように俺は見えた。
とても顔色が悪い。
しずく
しずく
息がどんどん荒くなる。
翔太
しずく
翔太
翔太
翔太
通行人
??
??
翔太
しばらくして、 イルミネーションで 綺麗に照らされた道が
一瞬で赤色の光に染まった
翔太
時を巻き戻せたら
強く抱き締めるのに
ありのままの自分に
自信がなかった
しずくを手放して
気がついた
ちっぽけな僕の存在に
時が経って分かる
消せない思い―
翔太
翔太
翔太
しずく
しずく
しずく
しずく
しずく
END
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(´༎ຶོρ༎ຶོ`)