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第4話 彼の病気

葵(貴方)

嘘…だよ…ね?

震えながら言葉にする

sya

.....

シャオロンくんは目を伏せて何も言わない

葵(貴方)

なんで…

…考えてみれば、写真は…遺影のため⁇

葵(貴方)

ねぇ…シャオロンくん。。?

sya

…どうした?

葵(貴方)

私が撮ってきた写真ってさ…

だめ、こんなこと言ったらだめ。

この言葉で彼を傷つけるかもしれない

でも…

葵(貴方)

…遺影、のため…?

なんで私の声が震えてるの。。

sya

…ごめん

葵(貴方)

っ…!

ここでやっとわかった。

彼が最初に謝った理由が。

sya

…病気が判明したのは三年前…

シャオロンくんはポツポツと私に話しはじめた。

二年前、中学で部活をしていたらしい。 いつもはなんてことなかったのに 日に日に疲れが出てきて高熱が出てきたらしい。

熱が下がらないため親に言われて病院に行ったところ 検査しましょうと言われ検査入院をしたらしい。

出てきた結果は「白血病」

入院をして治療をしたら治ると医者には言われたらしい。

ご友人に心配されながらも8ヶ月ほど入院。

時々ご友人と騒いで怒られたらしい。

そんなこんなで退院してまたいつも通りの生活がまた少しずつ始まっていた。

sya

なのに。

彼が先ほどまでと違うトーンで発したのがわかり、 彼の方を見ると怒りのような諦めているような とても見てて苦しくなるような瞳がテーブルを見つめていた。

sya

なのに再発した

葵(貴方)

え…

2ヶ月に一回血液検査を行なっていたけど、 先月またなっているのが見つかったらしい。

sya

一週間休んでたのは入院してたから。

sya

…ごめん

葵(貴方)

…謝らないでよ。

sya

俺、どうしたらいいんだろう。

葵(貴方)

…お友達には話さないの?

sya

…あぁ、学校の奴ら?

葵(貴方)

うん。仲良さそうだったし…

sya

あいつらは…まぁ、ええねん。

葵(貴方)

言ったほうがいいんじゃないかって思ったけど、 なにかあったんだろう。

葵(貴方)

そっか。

きっと、私が突っ込んでいい問題じゃない

sya

…あのさ、お願いやねん。

sya

最初に話しかけた時と同様。
俺を撮ってくれへん?

葵(貴方)

できないよ…

そんな姿見てたら。

sya

返事は今じゃ無くていいねん。

sya

でも、必ず返事をくれ

葵(貴方)

…わかった。

sya

ありがとう。

sya

じゃ、そろそろ病院に帰らないとやばいから帰るわ。

葵(貴方)

…うん。

シャオロンくんがそう言って立った時だった。

sya

っぁ…、

葵(貴方)

シャオロンくんっ!?

シャオロンくんが倒れた…

葵(貴方)

シャオロンくんっ‼︎

葵(貴方)

誰か‼︎救急車お願いします…‼︎

sya

だいじょー…ぶっ

葵(貴方)

大丈夫なわけないでしょ!

そこの嬢ちゃん!救急車呼んだから待ってろ!

近くに座っていた親切なおじさんが言ってくれた。

葵(貴方)

ありがとうございます…‼︎

sya

っー…っ…

葵(貴方)

シャオロンくんっ!

葵(貴方)

…呼吸私に合わせて。

sya

ふー…ふー…

なんで私、こんなに必死なんだろう。

ただのクラスメートで巻き込まれただけなのに。

そっか、私_

シャオロンくんが好き、なんだ__。

救急車が来たぞ_‼︎

♡1300で続き。

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3,333

コメント

4

ユーザー

一生観れるかも( ´ ▽ ` )

ユーザー

待って泣きそうです(´இωஇ`)

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