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コメント
6件
凄く面白かったです!

最初から最後まで読ませていただきました全ての話が神作でした!
主
主
主
主
主
主
主
シェアハウスに小さな白狐の『どぬく』がやってきてから、数ヶ月
今日はどぬくのおさんぽも兼ねて、みんなで久しぶりに、あの日最後に行った思い出の水族館へとやってきていた
さすがに車椅子ではなく、なお兄の腕にがっしりと抱っこされての観光だ
館内に入り、楽しそうにキョロキョロしていたどぬくが、ふいに水族館の案内看板の前でピタッと視線を止めた
看板に載っている「チンアナゴ」のイラストを、ジーッと見つめている
なおきり
なお兄がクスッと笑って語りかけると、どぬくは「きゅ~ん」と嬉しそうに鼻を鳴らした
みんなでチンアナゴの水槽へ連れて行くと、どぬくはなお兄の腕からひょいっとガラスの前に飛び降りて
小さな前足をガラスにつけながら、興味津々でチンアナゴたちを覗き込んでいる
その愛くるしい後ろ姿を見て、一緒にいたのあさんが両手を頬に当てて優しく微笑んだ
のあ
のあさんがそう言った瞬間だった
どぬくはぴくっと耳を動かすと、ガラスからパッと離れ、のあさんに向かってプイッ、と分かりやすく顔を背けてしまった
ゆあんくん
たっつん
ゆあんくん達がケラケラと笑う中、結局どぬくは最後までツンとしたまま水族館を後にした
本当の奇跡が起きたのは、その帰り道だった
夕暮れ時の並木道を、トコトコと先頭をあるくどぬくとみんなで歩いている時、上空から緑の小さな葉っぱがひらひらと一枚、落ちてきた
その葉っぱが、どぬくの頭の上にちょこんと乗った、次の瞬間――
――ポンッ!!!
と、白い煙が目の前で派手に弾けた
じゃぱぱ
ゆあんくん
ゆあんくん
じゃぱぱ達が腰を抜かさんばかりに叫び声をあげる
煙が消えたそこに立っていたのはーー
狐の耳と尻尾を生やした、まだ元気だった頃の、あの人間の姿のどぬくだった
どぬく
じゃぱぱ
じゃぱぱ
大パニックになるじゃぱぱ達をよそに、どぬくはフンス、と満足げに胸を張る
どぬく
どぬく
どぬく
たっつん
たっつん
たっつんのツッコミが飛ぶ中、なお兄が目を丸くして「どぬちゃん、どうして変身したの?」と問いかけた
するとどぬくは、のあさんをビシッと指さして、ぷくっと限界まで頬を膨らませた
どぬく
どぬく
どぬく
どぬく
――ポンッ!!!
じゃぱぱ
ゆあんくん
一番大事な「い」を言う直前で制限時間がきてしまい、盛大な煙とともに白狐の姿に戻ってしまった
あまりの綺麗すぎるオチに、並木道でメンバー全員が大爆笑に包まれる
当のどぬくは、みんなに大爆笑されて恥ずかしがるように、またプイッとそっぽを向いてしまった
そして、なお兄の腕の中にぴょんと飛び乗ると、そのまま照れ隠しをするように、またすうすうと気持ちよさそうに寝始めてしまった
なおきり
なおきり
夕暮れの並木道に、みんなの楽しそうな笑い声が優しく、どこまでも響き渡る
人間の姿でも、狐の姿でも、どぬちゃんはこれからもずっと、カラフルピーチの『かっこいい(?)』大切な仲間なんだ――
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました
この物語は番外編を含め、無事完結いたしました
こんな下手な物語でも読んでくれた方、ハートを押してくれた方、コメントをくれた方
本当にありがとうございました
これからも他の作品も出すと思うので、そちらの方もよかったら見に来てください!
ということで
これでこの物語を終了させていただきます
白い狐とポピーの優しい嘘
END
#二次創作
狸宮はじめ
163
#参加型募集
南雲春菜 🔔🍎
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