深夜1時
酔っ払いだの、ホストだの キャバだのなんだの
この街は今日も騒がしい
今何かが起こったって、 誰の目にもとまりやしない
ネオンの街に、今日も1人
消えゆく1人の少女の姿が
光に照らされては
闇に交えて消えていった
クラスの女子
クラスの女子
叶
叶
叶
クラスの女子
クラスの女子
叶
叶
ガラリと教室の扉を開けて席へ戻る
葛葉
僕の前の席には ゲームをしてる葛葉がいた
僕と葛葉は同じクラスだった
叶
葛葉
葛葉
葛葉が座っている席、僕の前の席は いつも空っぽだった
入学式から来ていないのだろう
姿を見たこともない
名前だけなら知ってる
確か
叶
葛葉
叶
僕としても気の知れた葛葉が 近くにいるのは良いことだし 特に気にはしない
教師
そうしてる間に教師が来た
口ではああ言っていても 思う所があるのだろう
葛葉は自分の席に戻っていった
叶
教師のつまらない授業を受けて
放課後になったら葛葉と帰り ゲームをする
たまに明那やふわっち達も交じって
そんな日を過ごしてた
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