凪紗
ちょっと、場所変えない?
千冬
え、いいですよ、?
凪紗
他の人に聞かれたくないから、
千冬
分かりました。
それから、二人で屋上に来た
凪紗
ここでいっか、
千冬
…?
凪紗
あ、話の続きするね、
凪紗
実はさ、
凪紗
私、「がん」なんだよね…
千冬
え、?
がん?
嘘…だろ、?
凪紗
1年ぐらい前からずっと入院してるんだ
千冬
…
千冬
嘘だ、
千冬
嘘だ、!
千冬
なんで、なんで、、、
千冬
あんなに元気なのに?
千冬
いつも、笑顔で話しかけてくれる凪紗さんが、「がん」なわけない!!
凪紗
ごめんね…
凪紗
ホントのことなの、
千冬
っ、!
千冬
嫌だ、嫌だ
凪紗
千冬!話を聞いて、
千冬
…!
千冬
…わかりました、
凪紗
ありがとう、
凪紗
私は、入院し始めた時一人で寂しかった。
凪紗
けど、1ヶ月後私と同じ病室に1人の女の子が来たの、
凪紗
その女の子は元気で優しくていつも私に話しかけてくれた。
凪紗
それから、毎日が楽しくなった。
凪紗
けど、その子は退院した
凪紗
退院する日約束したの、
凪紗
「私毎日お見舞い来るね」って
凪紗
嬉しかった、
凪紗
また、1人にならずに済む
凪紗
そう思ってた、けど違った。
凪紗
その子は突然お見舞いに来なくなった。
千冬
…!!
凪紗
最初は忙しいのかなって思っていたけど、
凪紗
ある日外出許可を貰ったから、その子の家に行こうとした、
凪紗
けど、家に行く途中その子に会ったの
凪紗
話しかけようとしたけと、その子の隣にはその子の友達らしき人がいた
凪紗
あー、そっか、そりゃ、友達出来るよね…
凪紗
普通はそう思うけど、私は違った
凪紗
私はその子に話しかけた
凪紗
「ねぇ、なんでお見舞いきてくれなかったの?」って
凪紗
その子は「だって、めんどくさいじゃん、w」
凪紗
って言ってきた
凪紗
そこで、私は…