クロウリー
さて、優さん
クロウリー
大変残念なんですが…
クロウリー
貴方にはこの学園を出ていって貰わなくてはなりません。
クロウリー
魔法の力を持たない者はこの学園へ入学させる訳にはいかないので。
優
そっかぁ…
優
でも、ちゃんと家帰れる?
クロウリー
心配無用です!
クロウリー
闇の鏡がすぐに故郷に帰らせてくれるでしょう。
優
そっか…楽しい思い出をありがとうね!
クロウリー
(楽しいことなんか1つもしてないと思うのですが…)
クロウリー
優さん、この鏡に向かって自身の故郷の事を強く念じて…
優
(えぇっと…日本の青森に帰して〜)
クロウリー
さぁ鏡よ、この者をあるべき場所に戻したまえ!
闇の鏡
…どこにもない
クロウリー
え?
闇の鏡
この者のあるべき場所は、
この世界のどこにもない……
この世界のどこにもない……
優
え?
闇の鏡
無である。
クロウリー
なんですって?
優
この鏡壊れてんじゃないかなぁ…
修理屋さん呼ぶ?
修理屋さん呼ぶ?
闇の鏡
私は真実を述べただけだ。
クロウリー
そんなこと…ありえない!
クロウリー
ああ、今日はありえない事のオンパレードですっっっ
クロウリー
そもそも私が学園長になって100年、こんなの1度もないので何をしたらいいのか…
クロウリー
そもそも、貴方どこの国から来たんです?
優
日本っていう所です!そこの青森県に暮らしてました!
クロウリー
………
クロウリー
…聞いた事のない地名ですね。
優
ええ、冗談はやめてよ!
優
ほら、りんごと言えば青森県って教わらなかった?
クロウリー
そんなの教わってないですねぇ…
優
そうなの( °ㅁ° )!!!!!
クロウリー
私は世界中から来た生徒の出身地は全て把握していますが…そんな地名は聞いた事ありません。
優
そんなぁ…もう帰れないのかな?
クロウリー
そんなに落ち込まないで。1度図書室で調べてみましょう。
クロウリー
……
優
…(文字がいっぱいあって疲れるなぁ)
クロウリー
やはり、ないですねぇ
優
そお?
クロウリー
世界地図はおろか、有史以来どこにもニホンという名前が見当たりません
優
そっかァ…帰れないかな?
クロウリー
貴方…本当にそこから来たのですか?
嘘を着いてるんじゃないんでしょうね
嘘を着いてるんじゃないんでしょうね
優
そんな訳ないじゃない!
嘘だったらこんなに焦ってないよ!
嘘だったらこんなに焦ってないよ!
クロウリー
こうなってくると貴方が何らかの理由で別の惑星…
クロウリー
あるいは異世界から収集された可能性が出てきましたね。
優
い、異世界!?
クロウリー
貴方、ここへ来る時に持ってもの等は?
クロウリー
身分証明になるような、免許証とか靴の片方とか…見るからに手ぶらですが
優
えぇっとね、学校のバックとスマホ…
優
なくなっちゃった…
無くしちゃったかな?
無くしちゃったかな?
クロウリー
それは困りましたねぇ…
クロウリー
魔法を使えない者はこの学園へは置かせおくにはいかない。
クロウリー
しかし!保護者に連絡もつかない無一文の若者を放りだすのは教育者として非常に心が痛みます…
クロウリー
私、優しいので。
優
つ、つまり〜?
クロウリー
う〜ん…………
そうだ!!!
そうだ!!!
クロウリー
学園内に今は使われてない建物があります。
優
おぉ〜!
クロウリー
昔、寮として使われていた建物なので、掃除すれば寝泊まりぐらいはできるでしょう。
クロウリー
そこであればしばらく宿として貸して差し上げましょう!
クロウリー
その間にあなたの故郷へ帰る方法を一緒に探す。どうでしょうか?
優
いいね!ありがとうございますっ
クロウリー
あぁ〜なんて優しいんでしょうっっ
教育者の鑑ですねほんとに
教育者の鑑ですねほんとに
優
その通りだ!
この時の優は知らなかった。 この後たった1週間後程で監督生という名をつけられるという事を…
燕尾
この後の話を書くのが面倒だったなんて言えないっ((






