あの日私は何も知らない彼を好きになりました。

次の日 （下校時間） （部活前の異動時間）

りなは前と同じようになおとを待ち伏せしていた

こないならもう外出ちゃおーっと

今日は喋れなかったかー…

りなはいつも一緒に帰る「さな」の部活終わりを待って外のベンチで座っていた

同じクラスで帰宅部のみみだ。

さなは帰るルートが同じなご近所さんだ

やばい！焦りすぎたバレたか！？

バレたー。普通にバレたー。

部活終わり （部活部員下校時刻）

優等生のかおり、超乙女

おい！みみ！言うなそれー！

さなが来た

ぬおおぉおぉぉい！？！？

さなは人の秘密を見破るのが得意でそれにプラスでその秘密を自然と人に言ってしまうのだ

さなは一気に3人にバラしてしまった

りなが呆れ顔で右を見たその時

昇降口から出て来たなおとと目が合った

なおとが手を振った

りなも振り返した

なおとはバス通なため バスに乗って行った

りなの顔は真っ赤だ

いいえ、それもうバラしてます。

りなは察した ゆり達はバスが通るのはこっちの道だからわざと来させようとしているのだ。

かなりの大声だった

しません。会えます。

そう心の中でつっこんだ