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変な伝統はいつからあるのか
俺が産まれる前.ᐣ
それとも___
この街には気味の悪い伝統がある
それは、世界ができた時からなのか
それとも___
欠伸をしながら、協会のドアを開ける
少し古く、埃を被った台
昨日もしたのに〜っ.ᐟと愚痴を零しつつ
ほうきとちりとり、雑巾で掃除する
ふー…と息をつき、掃除道具を片付ける
慌てて教会を離れる
教会の傍にある古い小屋… .ᐣ
に、おれは住んでいる。
そろそろ気付いた人もいるだろう
おれは…__
シスターという仕事をしているのだ。
なんか…コスプr((
うゔん、ちゃんとした正装だ。
うん。決してコスプrではない。
そう、コスプrではないんだ。((洗脳
教会から少し離れたところ
ここは木や草が茂っており、人通りが少ない。
言わば“穴場”(.ᐣ)
…誰に話してるんだろうか。
教会の扉が空いている
人通りは少ないはずなのに…
おかしいなぁと思い、中を確認する
信じれない、人がいる
しかも…シスターみたいだ
…あれ、牧師じゃなくて神父だっけ.ᐣ
てかあのシスター…男では.ᐣ
シスターって女がするイメージ…
いや、今の時代それ差別とかなるのか
多様性ってすげぇ。
びくっと体を揺らし、振り向くシスター。
かわい…
え
僕いまなんて… .ᐣ
お祈りの時間て…
またあのやつか
何言ってんのこの子
シスターって役職名でしょう…
名前ねぇ…僕センス無いからな
おてて、繋がれてる
…どこ行くんだろ
神様って…手、冷たいな
そんなきら〃した目で見ちゃって
そんな凄いものでもないのに
…かわいいなぁ
その2つは…
やっぱ、かわいいな
それから数日
少し…仲良くなれたと思う。
おれは青香を名乗る様になった
なんだっけ
なんて呼ばれてた.ᐣ
思い出せ…すぐ分かるだろ
あ.ᐣあー、あれね。
あれは__
しらん
んー、なんかしてんじゃね.ᐣ
まぁ見た方が早いっしょ.ᐟ
行ってらー
ごめんごめん((笑
頼んだよ〜
酷くね.ᐣ一応神やぞ
一応とか言うなし
第一声「丸だ」て…てかあんた…いや、今はいいか
いやなんでもねーっすよぉ
入りなよ〜
え〜やめてくれ、幽恋の痛いんだよね
神の使いとか言わず、神様名乗ってね。ほい、いけ.ᐟ
え、固まったんだけど…
まじで禁句に触れた説
おれ死ぬのかな…ぴえんだぜ
幽恋…って、何でなんだろ
由来しらねー…
てか青香って、案外いい名前じゃないですか.ᐣ
僕にしてはやりましたよ.ᐟ
センスZEROなんですからね.ᐟ((ドヤ
なんで気付かなかったんだ僕
青香くんがここにいること
シスターをしていること
名前がないこと
色々と気付くネタはあっただろ
早くしなきゃ
“また“、目の前で見る事になるぞ
また.ᐣ
またってなんだよ
どういうことだ
わかんない
けど…阻止しなきゃダメだ
そうか
僕は気付いてたんだ
あの時から___
びくっと体を揺らし、振り向くシスター。
かわい…
え
僕いまなんて… .ᐣ
______________
この時も
_______________
またあのやつか
______________
この時も
______________
僕は気付いてたんだ
頭で
それなのに
…僕は
気付かないように蓋をしてたんだ
この街に気色悪い伝統がある
名前の無い子供をシスターとして教育する
古い教会。
その近くに小さい小屋がある
そこに住み、歳を重ねる。
12歳を基準に
ここで死ぬ
生贄
僕は
神様なんかじゃない
天使でも悪魔でもない
人間だ
ただの人間“だった”んだ
その時の名は___
あら、“なおきり”くん。お使い中なの.ᐣ
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元気ねぇ…
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ふふ、あれ…何歳だったっけ.ᐣ
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11…
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…いいえ、特にないわ
お使い頑張ってねぇ
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なおきり
それが僕の名前
その時、とても仲が良い子がいた
それが__
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ゆあんくん
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僕より小さくて、すぐ照れちゃう子
黒髪に赤いメッシュが入ってる。
髪が綺麗で、おっきい目。
好きだった
…いや、好き
告白はしなかった。
この関係を崩したくないから
ゆあんくんと離れるなんて…
僕には考えれないから
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にこっと笑ってくれるその顔が可愛くて
僕だけに見せて欲しくて、仕方なかった
だからいつも隣にいたんだ
僕のって…
周りに見せてる気分だったから
ある日、突然の事だった
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夕暮れ…
暗くなってから呼び出された。
嫌な予感がしてた
聞く前から
なんだか、冷や汗が出ていた
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重たい口を開き、話し出すゆあんくん
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嫌な予感が当たった
なんでだろうか
僕のことが嫌になったのか
僕の好意に気付いてしまって、キモがられた.ᐣ
男同士だもんね、
でも…理由は違った
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この世で、自分の両親が自分の死について
話していたら。
それはもう変わらない事実なのだと
少し前、母さんが教えてくれた。
先生もそう言っていた。
これが“大人になる”という事なのだと。
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間違いじゃないか。
そう言おうとして、僕は辞めた
僕の目に…泣いている君が見えたから。
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泣いている君は
どこかで死にたくない。と
訴えているようで
不思議と言葉が出ず、ただ…
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抱きしめるだけしか出来なかった
それから本当に会えなかった
母さんに聞いた
「ゆあんくんと会えないのはなんでですか.ᐣ」と
帰ってきたのは
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“神様”なんて居ないよ
だって、いい子のゆあんくんが
死ぬ運命だなんて
そんなのを神様が選んだなんて
嘘に決まってる
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いやだ
ゆあんくんと離れるのも
何もかも
…この街は狂ってる
ゆあんくんが居なくなったのに
母さんも、父さんも
ゆあんくんの両親も
街の人も
いつも通りの生活をしてる
…最悪だ
ゆあんくんの誕生日
僕は家を抜け出し、
近寄るな
と、教えられてきた森へ入った
街のどこを探しても居ないゆあんくん
きっとここにいるから
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見えたのは教会と小さい小屋
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そこにただ1つ、人影が。
ゆあんくんだ。
見えなかったけれど、確信した。
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叫んだ
夜だから少し響いた
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驚いていたなぁ
来ると思ってなかったんだろ.ᐣ
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顔は見えなかったけど、きっと
泣きそうな顔なんだろうな
直感…だったけど
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揺るがないような意志を感じた。
あぁ…この子の意思は僕じゃ壊せない
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泣きそうな顔で僕に帰って欲しいと
懇願された。
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結局折れてくれたよね
僕の我儘なのに
優しいなぁ
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生贄
そういえば、本で見たな
嘘だと思った
こんな事になる前までは
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ページの最後に
“ノンフィクション…かもしれません”
とか
意味わかんないこと書いてたな
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そこから君は涙を流したね
やっと頼ってくれた気がしたんだ
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あれ
おかしい
あの本には“名前の無い子供”って
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君には名前があるだろ.ᐣ
なんで
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いや
今はそんなこと言ってられない
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ごめん
ごめんね
守れなくて
僕が
弱いせいで
…
もし、
生まれ変われるなら
絶対に守るよ
君のことを
誰よりも近くで
絶対に死なせない
絶対見つけて、また
🌷
🌷
あ、もう起きたの.ᐣ早いね〜
🌷
安心してよ〜
んーとね、君らの言う…神様だからさ.ᐟ
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んー…そことはちょっと違うなぁ
まぁ、もうちょっとで天国だけど…
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ねぇ、君たちにチャンスあげよっか.ᐣ
🌷
あぁ…生まれ変わらせてあげよう
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安心しな。君たち一緒にだ。
あ、でも条件付きね
🌷
お、話が早い.ᐟ
片方は人間、もう片方は___
神の使いとして…ね
🌷
あぁ、もう少し詳しく教えてあげよう。
なんたって君らは私のお気に入りの人間だからね
🌷
そこから話を聞くと
条件1:あの街に産まれること。
条件2:記憶は無くなること。
条件3:神を楽しませること
条件4:再会できるのは生贄に選ばれ、実行まで残り日数が 少なくなってから。
🌷
あぁ、ただ完全には無くさないよ
何かのきっかけで気付くようにしておこう
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え、早くない.ᐣ
もうちょっと考えてもらっても__
🌷
…なんだい.ᐣ
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…なぜ.ᐣ
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…いいだろう、その願い叶えてあげる
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…じゃあ始めるよ
あ、神の使いは人間と同じ時に産まれないからね
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🌷
🌷
おっけー…始めるね
そして僕は幽恋と言う名で産まれた
…やぁ
…君に名前をあげよう
神様だよ、君は私の使い…幽恋と名付けるね
仕事をこなし、優等生…ってやつだった
あーぁ、青香くん…いや。
ゆあんくん…絶対に守るよ
どうしたんだろ
ゆうにぃ…静かになっちゃった
なんか引っかかっちゃうなぁ
なんで.ᐣ
🌷
🌷
知らない
おれは来たことがない
なのにッ
知ってる気がする
え
俺の体透けてる.ᐟ.ᐣ
なんで…
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おれに…似てる、気がする
いや、たぶん
おれと一緒だ
だれ
探せ
記憶を辿って
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ゆうにぃに似てる…と思う
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…
あぁ、思い出した
おれは…名前の無い子供じゃない
元々は“ゆあん”だったんだ
触れられない
分かってる
だけど、なおにぃに触れたい
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そこから街が滅ぶのは早かった
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あーぁ
結局こうなるかなぁ
…まぁいいけど
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お、起きたかい.ᐣ
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そうだね、寝てたし。
…君ら、後悔はないかい.ᐣ
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…よし、じゃあ
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君らには、12ヶ月休んでもらって〜
その後、進路を決めます.ᐟ
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ごめんごめん、ま…
少し遊んでおいでよ
君たち、遊び盛りなのに全然遊んでないし.ᐟ
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…
良かったね、2人とも。
街の伝統
神様に生贄を捧げる 生贄:12歳前後 生贄の力で街は平和
と考えられていた。
忘れな草
“私を忘れないで”“真実の愛” “誠実な愛”
スイートピー
“門出”“別離” “ほのかな喜び”
青香
忘れな草の“青”とスイートピーの“香” を組み合わせた名前
作者の狙い 私を忘れないで、今は離れてもまた 再会して喜び合いましょう。
彼岸花
“悲しい思い出”“諦め”
黒百合
“呪い”“復讐” “憎悪”
幽恋
彼岸花の“幽霊花”のイメージと黒百合の“恋” (花言葉)を組み合わせた名前
作者の狙い 悲しい思い出を忘れず、生きる糧にします。 絶対に忘れない、貴方を守りきるその時までは。
作者から
ゆあんくんが生贄になったのはあの街に名前の無い子供が 居なくなってしまったからです。 12歳前後の子供なら誰でもよかったので、ゆあんくんが 選ばれ生贄として殺されました。
ゆあんくんの死後、何十人かの子供が生贄になりました。 第2のゆあんくんが生まれた年の少し前からまた、 名前の無い子供が数十名出来ました。 名前の無い子供というのは孤児などです。
第2のゆあんくん/なおきりさんの名前は花言葉を元に 作りましたが、自分の中で決めていたことがあり、 ゆあんくんはポジティブ、なおきりさんはネガティブ。 ↑これです。
ゆあんくん 生贄となり、なおきりさんまで道ずれにした後悔はあるが、 忘れないでくれた時、思いを伝え、喜びたい。
なおきりさん 生贄になったゆあんくんを救えず、後悔ばかり。 もう一度出会えたら必ず守りたい。 自分の気持ちを伝える気はない。 もし生まれ変わったら街の人間に復讐をする。
↑このような思いを背負った名前にしたく、 花言葉を調べ、少しでも近ずけました。
最期、なおきりさんがゆあんくんの首筋を噛んだのは、 神の使いが1回のみ使うことのできることで、 人間(噛まれた方)が痛み無しで死ねる方法です。
ちなみに、神様がなおきりさんにかけた呪いがあります。 それは、ゆあんくんが死んだ時。なおきりさんも 一緒に死ぬという呪いです。
…さて、長くなりましたがこれでおしまいです。 考察コメや感想、リクエストお待ちしております。