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2件
続きの話も楽しみに待ってます
MOB
及川
影山
及川
岩泉
岩泉
及川
岩泉
及川
岩泉
及川
及川
MOB
(…………またかよ、……
( 俺は知ってる 及川は告白を断らないこと。 そして、振られても何も思わないこと
( 好きと言われれば「いいよ」と言う。 やっぱ無理と言われれば「そっか」と笑う。 本気にならない。 誰にも。
岩泉
及川
岩泉
及川
岩泉
( 及川はあざとく顎に人差し指を置いた。 その数秒後……
及川
岩泉
言いかけて言葉を飲み込む。
だって、なんて言えばいいか分かんなかったから。
「やめろ」?、「本気になれ」?
それとも、”俺を見ろ”、?
及川
冗談めかした声。
俺はそこで立ち止まった
岩泉
その瞬間、及川の表情が一瞬消える。
ほんの一瞬。無表情。
でもすぐ笑った
及川
違う
それは”好き”じゃない
及川
心臓が跳ねる
言えない。言えるわけない。 《及川徹》が好き。なんて
岩泉
及川
及川はそれ以上踏み込まない。
……でも、何故か、そう言った瞬間、及川は俺の肩を掴んだ
及川
試すみたいな目。
むかつく
岩泉
嘘だ
嫌いになれないから悔しい
及川は笑った
及川
そのよかったがどんな意味かは分からない
でもきっと、「岩ちゃんだけは離れない」
って確認だ
……屑だ
分かってる
それでも隣にいるのも辞められない自分も 同じくらい屑だ
家の前で別れる時、及川がふと振り返る
及川
岩泉
及川
心臓が止まりそうになる
及川
岩泉
……俺は戸惑うことなくそう言った
及川
その笑顔が少しだけ寂しそうに見えたのは ただの願望だったのかもしれない