/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
魔美
四話
魔美
どうぞ！
春歌
あの.......わた.....し
春歌
りおん.....ちゃ...んに....なにか...した...？
莉音
........
春歌
りお....んちゃん
春歌
りおん...ちゃん
春歌
りおんちゃん！
莉音
うるさい！！！
春歌
ﾋﾞｸｯ
空き教室の前
零
聞こえる？
絃
なにも聞こえん
庵
コップ持ってくるべきだったかな？🫗
零
聞こえわよぉ〜
うるさい！！！
零
うわぁ
絃
びっくりした
庵
いまのって莉音さんだよね？
零
うん
絃
大丈夫か？
莉音
何回も何回も
莉音
うるさいんだよ！
春歌
ご....ごめんな....ごめんな..さい
絃
よしねんのために鍵閉めとこう
零
wwww
春歌
ごめんなさい
莉音
なんでだよ！
莉音
なんで
莉音
あんたが謝るんだよ
春歌
え.......？
莉音
いっつもいっつも
莉音
あんたは優しすぎるんだよ
莉音
なんであんなことしたのに
莉音
自分(莉音)に優しくできるんだよ！
春歌
それ....は
春歌
友達...だから！！
莉音
あんたと友達なった覚えはない！
春歌
はっ
春歌
(ほ、ほんとだ)
春歌
(友達にはなってない)
莉音
あんたとは友達じゃない
莉音
ただのクラスメート
莉音
あんたは報われてていいよね
莉音
可愛くて頭も良くて
莉音
友達を良くて
絃
いま僕たちほめられた？
零
うん聞こえた
庵
なんか嬉しい
莉音
あの時あんたを殴った時
莉音
一瞬なにをしたか分からなかった
莉音
そして職員室を運ばれた時
莉音
やっとわかった
莉音
あんたを殴ったんだって
莉音
でも悲しくはなかった
莉音
辛くもなかった
莉音
後悔もしなかった
莉音
なのに
莉音
ずっと
莉音
心臓が痛かった
莉音
休学になって
莉音
ずっと家に部屋に閉じこもってて
莉音
何もできなかった
春歌
私が...,....宿題とか届けに来てたの知ってた？
莉音
知ってたよ
莉音
いっつも寝てる時間に
莉音
インターホンなってて
莉音
うざかった
春歌
ご....ごめんなさい
莉音
もう自分(莉音)とは関わらないで
春歌
え....
莉音
あれ？
春歌
ど.....どうしたの？
莉音
ドアが開かない
春歌
え？
莉音
窓から行くか
春歌
ここ3階だよ
莉音
........
莉音.春歌
だれかたすけてぇえ！！！！！
助けてぇえ！！！
庵
え？
絃
あぁー鍵閉めただけだよ
零
あぁーなんだ
庵
びっくりさせないでよ
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
