青黄です。
苦手な方は回れ右。
朝の10:00
僕のスマホがピコンっと鳴って メッセージアプリを開くと 彼から"青ちゃん"、とひと言だけ 送られてきていた
それだけで、僕はなぜ彼が そんなメッセージを送ってきたのか わかる程に付き合いが長い
"すぐ行く"、それだけ送信して 彼の家に向かう準備をする
彼の家に向かう途中で 必要なものをとりあえず買う
合鍵で鍵を開けて家に入り 真っ直ぐ、彼が寝ているであろう 寝室へ向かった
青くん
黄くん
顔は真っ赤で涙目で 辛そうな顔をして僕の名前を呼ぶ
黄くん
青くん
青くん
青くん
体を起こして、いつもより ガラガラの声で話そうとするから それを遮って寝かせる
前髪をかき分けておでこに 冷えピタを貼ってあげた
黄くん
青くん
黄くん
青くん
黄くん
思ったよりも熱が高くて 心配になるけど、僕が来たから 大丈夫だろう
青くん
青くん
黄くん
彼は病人だからね 僕が食べさせてあげる
青くん
黄くん
黄くん
青くん
ゼリーはちゃんと全部食べてくれたから 次は薬を飲んでもらう
青くん
黄くん
青くん
薬とゼリーのゴミを片付けようと 立ち上がると袖をくいっと引かれた
青くん
黄くん
黄くん
うるうるのお目目でそんな事を 言われて、断れるわけもなく 僕は彼の頭を撫でて、手を繋いだ
青くん
黄くん
そう言ってベッドの端っこに寄って 隣に来いと言わんばかりに ぽんぽんと布団を叩く
青くん
布団に入ると、満足したのか 満面の笑みでこっちを見ている
繋いでいた手を自分のほっぺにあてる
黄くん
黄くん
そうやって笑うのがかわいくて 頭を撫でていたら、いつの間にか 君は眠りについていた
きっと熱が出るまで作業を 頑張っていたはずだから 風邪が治ったら沢山甘やかしてあげよう
読んでいただき ありがとうございました。
コメント
5件
ふぉろ~失礼しますッ✨
最高でした✨ ブグマ失礼しますm(*_ _)m
連ブグ失!さいこうでやんす()