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ある、夏の日
奏多
私は
奏多
奏多
弟を
奏多
奏多
捨てた
奏多
森の中に響く
奏多
弟の泣き叫ぶ声
さようなら、彼方へ＿＿
今でもふと、思い出す。
あの夏の日を＿＿
後悔とも
安堵とも言えない
微妙な感情が私に迫る
＿＿＿今、どうしているだろうか。
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