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みなさん,こんにちは☀️
こんばんは🌙

主の嶺緒です‼️

投稿が遅くなってしまい
すみませんでした💦

今回は運命のクリスマス編
になります

それでは本編へいってらっしゃい👋

斗真side

彩芽と約束をした クリスマス当日。

待ち合わせ場所で 彩芽から遅刻すると 連絡が来た。

彩芽

ごめん💧ちょっと
遅れる🙇‍♂️

斗真

わかった,気をつけて

〜2時間後〜

斗真

もう少しかかりそうか?

彩芽からこんなに長い 時間,返信が無いことは 初めてだった。

斗真

彩芽?なにかあったのか?

斗真

今どこだ?

斗真

返信してくれ,頼む

斗真

応答なし

応答なし

斗真

応答なし

応答なし

彼女のことだからなにか やむを得ない事情があって, 来られなくなってしまった のだと思い僕は帰宅しようと した。

その矢先,彩芽から電話が かかって来た。

斗真

もしもし!彩芽か?

彩芽の母

もしもし,斗真くん?

慌てて出た電話の相手は 彩芽ではなく,彼女の母親 だった。

斗真は動揺する。

斗真

はい,あの彩芽になにかあった
んですか!?

彩芽の母

落ち着いて聞いて欲しいの

斗真

はい

彩芽の母

彩芽が最近ニュースに
なってた通り魔殺人事件の
犯人に…

彩芽の母親は声を詰まらせ, 言葉が出てこない。

斗真

彩芽の、容態は?

彩芽の母

それが…あの子,救急車が
来た時にはもう意識もなくて,
病院に運ばれた時には既に…

斗真は力が抜けて その場に座りこんだ。

状況が読めない。

昨日まで当たり前に 隣に居た彼女が急に 居なくなった。

やっと掴んだ幸せの光が 手の中で消えた。築いた幸せが 音もなく崩れていく。

彩芽の母

斗真くん

やっとの思いで彩芽が搬送 されたという病院に辿り着いた 時には電話から数時間が 経っていた。

斗真

彩芽,

斗真は彩芽の眠る ベッドに駆け寄り,手を 握る。握り返してくれる はずのない手を強く

斗真

ごめんっ,守れなくて

斗真

痛かったよな,苦しかったよな,

斗真

守ってやれなくて,ごめんな

謝っても彩芽が帰って来る わけではない,それでも 自身の非力を知るには 充分だった。

病院からの帰り道のことは よく覚えていない。

施設長

斗真くん!?

施設の玄関脇で横たわる 斗真を見つけた施設長が 慌てて中から飛び出してくる。

夕方のニュースで 彩芽の報道を知り, 施設の子どもたちや施設の 職員たちは重たい空気に 包まれていた。

その中でも施設長が1番気がかりだった のは,斗真のことだった。

彼には家族が居らず, 天涯孤独の身。幼い頃から 心をずっと閉ざしたままだった。

そんな彼が最近,ようやく 心の扉を開き始めたのが 彩芽 だった。心の壁を感じなくなった 矢先のこの事件だった。

施設長

斗真くん,しっかり!

施設長

斗真くん,おでこ触るわよ

抱き寄せられた斗真は 荒い呼吸を繰り返していた。

施設長

ひどい熱,呼吸が荒いわね💦

斗真

はぁはぁはぁ

彩芽の母

小野さん!救急車呼んで‼️

小野

え?斗真くん?分かりました!

施設長

大丈夫よ,救急車呼んだから
辛抱してね🤝

斗真

…どい

施設長

え?

斗真

ひ,どい,キミまで,
お,いて,いく,のか

恐らく君とは彩芽のこと だろう。熱で相当, 精神不和になっている らしかった。

救急隊員

高梨さ〜ん,分かりますか〜?
今から病院に行きますよ〜

斗真は呼び掛けに反応 するでもなく,ずっと魘され続けていた。

今回はここまでです

彩芽を亡くしてしまった
斗真の姿,書いていてとても心苦しかったです˘˘̥

次回は彩芽sideのお話に
なりますm(_ _)m

それでは次回または別作品で
お会いしましょう!

最愛の君は紛れもなく僕の全てでした

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