1週間後
愛奈
あっはは、なんか響介と電話するの初めてで緊張してたけど
愛奈
楽しかった笑笑
愛奈
また今度おねがいします笑
響介
俺も笑笑
響介
またできる時言ってね!
愛奈
うん!じゃあ、おやすみなさ〜い
響介
おやすみ〜
愛奈
(響介、特に変わった様子なかったし…)
愛奈
(のんが言ってたこと、嘘だったのかな…?)
翌朝
愛奈
のん、おはよう!
のん
おはよう、愛奈
愛奈
のん、あのね?
のん
うん?
愛奈
暖って、私と響介のこと、知ってるの…?
のん
うん、知ってるとおもう。誰かから聞いたんじゃないかな?
愛奈
そ、そっか…
愛奈
(響介とのこと、嬉しくて他の子にも言っちゃったからな…)
のん
あ、あのね、暖ね、愛奈が響介のことずっと見てるって嫉妬してた
愛奈
え、あ、そうなの?
愛奈
見る分には、いいよね…?
のん
うん笑気にしなくていいと思う笑笑
愛奈
な、なんか嫌だなあそんなふうに言われてるのは…笑
暖
ねー響介ー!!
暖
テストの点、勝負するか!
響介
いいよ、負けないから笑
暖
はー?ムカつく笑
愛奈
…
愛奈
(なんかベタベタしてさ…)
愛奈
(まるで私に見せつけてるみたい…)
愛奈
(…ああムカつく…)
愛奈
…チッ
のん
…
ムカついたら抑えられない、 そんな性格の私は
それから少しずつ、 暖に向けた敵意を
むき出しにしてしまうのでした