好き

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あの後初兎の家に行った。りうらはココアを入れてくれて、初兎はクッキーを沢山持ってきてくれた

話そうと思うけど前で2人がŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”とクッキーを頬張っている様子を見て話す気がなくなってしまう…wなんだか気が緩む

クッキーを食べてココアを飲んで少し心が落ち着いた。でもクッキーが乗っていたお皿を見るともうクッキーは無くなっていた。こいつら食べるの早すぎやろww

りうら達のおかげで落ち着いた。だからゆっくり全て話した。2人は話が終わるまでココアを飲みながら何も言わず聞いてくれた

拳を強く握りしめる。爪が食い込むがそんな痛みよりきっとまろの方が辛いだろう…

あの様子がフラッシュバックする。まろが頬を抑えながら俺を動揺したような目で見ていた。俺は涙で視界が歪んで…最低って心の底から思った言葉をぶつけて逃げてしまった…そんな俺が優しいわけ…

思った。図星だ。たまには他の人優先させてもって…

パンッと手を叩く初兎。初兎の隣にいるりうらも微笑んでそうだねと言っている

焦って立ち上がる。俺まろ責めてばっかだった…傷つけた…謝らんと…するとスマホのバイブ音がリビングに響く。相手を見るとないこからだった

電話越しにないこの焦る声が聞こえる。どうしたんやろ…まろって言ってたから…まろが関係しとるんやろうけど…

届くわけないけど呼びかける…まろが無理してるのがわかる…

胸が締め付けられる。俺も愛してるって言いたいし…俺もごめんって言いたい…デート俺も次は無しにならないようにするって…言いたいのに…声は届かず、まろが家を出ていく音がスマホ越しに聞こえた

俺はそのまま一目散にまろの家に向かった。そこにまろはいないけどそこに帰ってきてくれるから…君に空いたから、愛してるって言いたいから