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花桜 歌音
歌音が手を挙げた瞬間、空間そのものが凍りつく。
氷が床から壁へ、天井へと広がり向日葵達の逃げ場を奪う。
三輪 朝日見
明日見が声を上げると同時に、無数の氷槍が放たれた。
夏目 向日葵
向日葵は叫びながらも引き金を引く。 …弾は全て明後日の方向に飛んでいくばかりの様だ。
桐谷 柊
柊は動きを加速させ、能力で生成した宝石で氷槍を撃ち落とす。
恍月 可不
可不は冷静に距離を取り、竜巻で氷槍の軌道を上手く逸らした。
三輪 朝日見
明日見はどこからか飴を取り出し、能力を発動させた。 そして、氷槍を避けつつ歌音に攻撃を当てていく。
樹狭霧 苗斗
一閃。 苗斗の刀は氷槍を断ち切り、一気に間合いを縮めて行く。
__だが。
戦闘は確かに成立している。 …それなのに、どこかがおかしい。
桐谷 柊
桐谷 柊
柊が小さく呟く。 その言葉に、苗斗が答える。
樹狭霧 苗斗
歌音の攻撃はあまりにも強力だ。 国一つを凍らせた力を持っているはず。 だが__
恍月 可不
可不が静かにそう言う。
三輪 朝日見
夏目 向日葵
彼らが気づいた事から導き出せる事、それは___
"歌音は、何らかの理由で向日葵達を殺そうとする「演技」をしている。"
向日葵は、銃を向けたまま言う。
夏目 向日葵
その言葉に動揺するように、歌音の表情が一瞬揺らいだ。
しかし、瞬きをする間に再び笑みを浮かべ、こう答える。
花桜 歌音
攻撃がさらに激しくなる。
???
普段の彼女だとは思えぬ言動。 しかし、そんな言葉とは裏腹に…
攻撃は、やはり"当たらない"。
夏目 向日葵
向日葵は銃を下ろす。
夏目 向日葵
その言葉に、空気が止まる。
沈黙。 …そして、歌音の背後で"ナニカ"が轟いた。
氷の奥。歌音の中からもう一つの気配が現れる。
???
広間に響く、「歌音では無いナニカ」の不気味な低い声。
歌音の体が、助けを求めるかの様に震える。
夏目 向日葵
???
この瞬間、この場に居る皆は気づいた。
___"歌音は、操られている。"
そして、本当の敵はまだ姿を表していない事を。
第13話!!終わりです!!!
次からが恐らくこの章の山場になるでしょう。
続きも楽しみにしておいてください♪
そして、いいねとコメント、マイリスト登録などをしてくれるととても嬉しいです☺️
それでは👋
第十三話「違和感の正体」 2026年4月20日完成
コメント
2件
歌音さんは操られてたんですね…! だとしたら犯人は誰なんでしょうか…やっぱりその辺りに大罪の悪魔が関わってくる感じですかね…? 続きも楽しみにしています!
本日のメモ書き<時計塔の裏話 今後の展開にも歌音さんと雪乃さんは大きく関わって来る予定ですよ