今日は朝からバイトの俺は 由佳と涼夜が2人きりで家にいることが心配だった───
ふと、窓の外を見ると涼夜と由佳が一緒に歩いている
須王 朔夜
は? なんで…
店長
須王くん?どうした?急に
須王 朔夜
あ…いや…なんでも、
店長
そう?困ってることあったらなんでも言って?
須王 朔夜
ありがとうございます
島津 麗子
須王くん//
須王 朔夜
なに?
島津 麗子
もうすぐあがりてしょ?
ちょっとお茶してかない?
ちょっとお茶してかない?
須王 朔夜
ごめん今日はちょっと…
島津 麗子
そっか
しばらくしてバイトが終わり店を出る
〜〜♪♪発信:由佳
須王 由佳
もしもし
須王 朔夜
今どこにいる?
須王 由佳
えっと…今から帰るとこだよ
須王 朔夜
一緒に帰ろ
須王 由佳
朔夜くんのバイト先の近くの…
電話をしながら涼夜と歩く由佳を見付けた
須王 朔夜
涼夜と一緒?
須王 由佳
え…違うよ
須王 朔夜
( 嘘付かれた
須王 朔夜
そっか、ならいいや…やっぱり先帰ってて?俺ちょっと寄るとこ思い出した
須王 由佳
わかった
由佳の返事を聞き電話を切る
須王 朔夜
( なんで嘘つくんだよ…
少し先を歩く二人の姿を見た
由佳の荷物を持ち由佳を気にかけながら歩く涼夜───
まるでカップルのように見える
ゆっくり後ろをつけると涼夜がホテルに入ろうと誘っているように見えた───
須王 朔夜
( 流石に無理…
少し走り追いつく
須王 朔夜
なぁ、何してんの?
須王 涼夜
うわ…兄貴
須王 由佳
朔夜くん…
須王 朔夜
あ?
須王 由佳
ごめ…
須王 朔夜
なにに対してのごめん?
須王 由佳
それは…
須王 朔夜
帰るぞ
涼夜から由佳の荷物を取り 由佳の手を引いて帰る───
家の中に入り───
ドンッ───
須王 朔夜
なんで嘘ついた
須王 由佳
それは…
須王 朔夜
あ?
須王 由佳
ごめん、なさい
須王 朔夜
謝れってゆってんじゃねぇよ
須王 由佳
朔夜くんが心配すると思って
須王 朔夜
隠される方が心配なんだけど?
須王 由佳
うん…
須王 朔夜
何された?
須王 由佳
なにも、されてない…
須王 朔夜
…そう
須王 由佳
全力で拒否ったから…
ホテル入ろうとしてたけど、そこに朔夜くんが来てくれたから…
ホテル入ろうとしてたけど、そこに朔夜くんが来てくれたから…
須王 朔夜
入りたかった?
須王 由佳
それはない!
須王 朔夜
由佳…
須王 由佳
んう?
須王 朔夜
涼夜がいいなら涼夜のとこ…
須王 由佳
朔夜くんがいい
須王 朔夜
……
須王 朔夜
( 即答か//
ふらっ───
倒れそうになる由佳を支えた
須王 朔夜
由佳?
須王 由佳
ごめ、ん…
須王 朔夜
お前熱くねぇか?
須王 由佳
ちょっと、、頭が…
須王 朔夜
部屋行くそ
由佳を抱きあげ部屋まで連れていく
部屋に入り体温を測る───
"38.7℃"
須王 朔夜
お前なぁ、
須王 由佳
ごめんなさ───
須王 朔夜
んっ──
由佳にキスをした
須王 由佳
んっ//朔…はぁっ
須王 朔夜
俺に移せ
須王 由佳
だめ…だよ
須王 朔夜
いいから
何度も唇を重ねる───