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零虹
第3話！
零虹
START☆
紡糸
なるほど…。
零虹
これで納得した？
紡糸
で？その「赫い月(レッドムーン)」は無事盗み出せたの？
翠夏
そこも気になるの?!
紡糸
いや〜〜、ここまで来たら気になるでしょ！
零虹
じゃあ、話すけど……
※めっちゃ明るいけど夜ってことにしてください
零虹
よし！みんな集まったね！
零虹
じゃ、翠夏はここでナビ。雪は私に着いてきて！
雪
((･･*)ｺｸ
翠夏
あっそうだ！雪は通信機付けてね！
雪
わかった……。
零虹
じゃ、行こう！
零虹
ε”ε”ε”(ง ・∀・)วﾀﾀﾀﾀﾀｯ
雪
……ｼﾀﾀﾀｯ ﾍ(*¨)ﾉ
雪
ここは……‥？
零虹
資料室……かな？
翠夏
ｻﾞｻﾞｯ…『零虹！雪！聞こえる?!』
零虹
『あ、うん！』
雪
『私も聞こえる……』
翠夏
『良かった！ちなみに、そこは資料室！そこの右を曲がって廊下に出てくれる？』
零虹
『分かった！』
雪
“((。。*)ｺｸｯ
零虹
｡｡｡"8-(*o･ω･)oﾄｺﾄｺ
雪
｡｡｡"8-(*o･ω･)oﾄｺﾄｺ
翠夏
『そっちの曲がり角に警備員がいるから、気絶させて』
零虹
『おk！』
零虹
εε＝(((((ﾉ･ω･)ﾉ
警備員
あっ！お前は誰だ！
零虹
さーね♪夢の中で考えてね！
零虹
(*ﾉ･ω･)ﾉ⌒
警備員
！！
警備員
(⊃_ ̫ _)⊃
雪
…今、何投げたの？
零虹
睡眠ガス！
雪
( ˙▿˙ )ﾍｪｰ
翠夏
『2人共！そこまっすぐ！』
2人共
『了解！』
雪
！ここは………！
零虹
社長室……‥かな？
零虹
ｻﾞｻﾞｯ…『こんなとこにほんとにあるの？』
翠夏
『あるよ！私の調べではね！』
翠夏
『まず、社長席のイスの下を調べてみてくれる？』
雪
イス……‥？
零虹
( )))))ｺﾞｿｺﾞｿ
零虹
あっ！
雪
イスに切れ込みが……‥！
翠夏
『その中に、鍵入ってない？』
零虹
あ！ほんとだ！
零虹
鍵🗝が入ってる！
翠夏
『よし！じゃ、廊下出て右へ………、』
雪
あ！待って！
雪
口を塞いで！
警備員
ｶﾂ､ｶﾂ､ｶﾂ……‥
警備員
ここには、異常ないな？
3人共
…………‥！！！
警備員
ｸﾙｯ
警備員
ｶﾂ､ｶﾂ､ｶﾂ……‥
零虹
…‥行った？
雪
ｺｸ(*･･))
零虹
(｡´-д-)ﾊｧ-!
零虹
ほんとにびっっっくりしたぁ………！！
翠夏
『じゃ、ほっとしたところで、廊下に出てもらえる？』
零虹
『了解！』
零虹
εε＝(((((ﾉ･ω･)ﾉ
雪
εε＝(((((ﾉ･ω･)ﾉ
零虹
『てかさ、なんで鍵と宝石が分けて置いてあるの？』
翠夏
『私達みたいに盗もうとするやつがいるから、分けて置いてるんじゃない？』
零虹
『なるほど……‥💧』
翠夏
『さ、そこの部屋だよ。』
零虹
『了解！』
零虹
雪、この部屋警備員いる？
雪
気配が2人分あるよ……でも、なんかおかしい………
零虹
？何が？
雪
翠夏は警備員がいたら知らせてくれるはずなのに、今回はそれを言わなかった。
零虹
てことは………！？
雪
ここに人はいるはずない…….ってことだよ。
？？？
＿＿＿？＿＿＿！
？？？
＿＿＿＿！
零虹
……？なんか話し声聞こえるね。
雪
ちょっと聞いてみよっか。
？？？
お、お姉様！やっぱりやめましょうよ！
？？？
嫌よ！このまま諦めるなんて、絶対に嫌！
？？？
け、警察の人達が、探してくれるって言ってたじゃないですか！
？？？
「探してくれる」って言って、もう何年経つの！？
？？？
………！！
？？？
もう、2年経ってるもの……！！もう警察達も諦めてるなんてことは知ってるわ！
？？？
「いつか見つけてくれる」
？？？
何回も何回もその言葉を信じ続けたけど、もう無理！
？？？
あの「オルゴール」は！お母様が大切にしていたものでしょ！
？？？
それを娘の私達が盗まれて取り返さないなんて…….！！
零虹
なんかトラブルっぽいね((ﾎﾞｿｯ
雪
だね。ここは一旦待とうか((ﾎﾞｿｯ
？？？
(´இ﹏இ｀)
？？？
おっ、お姉様！泣かないでください！
？？？
だって……！だってぇ！
零虹
……なんかもう入った方が早くない？
雪
私もそう思う。
零虹
じゃ、入りますか！
零虹
たのも〜〜っ！
雪
いや道場破りじゃないんだから……‥💧
？？？
Σ(๑ °꒳° ๑) ﾋﾞｸｯᵎᵎ
？？？
あ、あなた達は……！
零虹
へぇ？私達のこと、知ってるの？
？？？
……誰？
3人共
_(┐「ε:)_ｽﾞｺｰｯ！
？？？
お、お姉様……‥💧
零虹
知らないの！？
？？？
ええ……。誰かしら？
？？？
お姉様！この人達、「スタードリーム」ですよ！「スタードリーム」！
？？？
「スタードリーム」？何かしら、それ？
？？？
そっか……‥お姉様は、テレビとか見ないですもんね。
？？？
日本中を驚かせるほどの方法で盗まれた宝石を盗む正義の義賊、「スタードリーム」ですよ！
？？？
へぇ〜〜、そうなの？
零虹
ｴｯｱｯｿｳﾃﾞｽｹﾄﾞ….
雪
なんで片言になってるの……💧
零虹
(´ρ｀*)ｺﾎﾝ
零虹
とっ、とりあえず！そこに置かれた「赫い月(レッドムーン)」は頂くからね！
零虹
[ガラス]🔨ﾊﾟﾘｨﾝ!(・ω・｀)
？？？
あっ！
零虹
💎.*(・ω・ )=͟͟͞͞ｻｻｯ
零虹
「赫い月(レッドムーン)」は頂いたよ！
？？？
"音菜"！追うわよ！
音菜
(๑• •๑)ﾓｼﾞﾓｼﾞ💦
音菜
あっ、あの！
零虹
ん？
音菜
わ、私達の頼みを聞いてくれませんか……？
！！？
？？？
音菜、何言ってるの!?
音菜
だ、だって、このままだったら、何も変わらないと思って…….、
音菜
何もしないくらいなら、この人達に相談した方が……！
？？？
でも……！
音菜
お姉様も、さっき「オルゴールを取り返したい」って言ってたじゃないですか。
？？？
……っ、！！
音菜
あの、私達の話を聞いてくれませんか？
雪
どうする？
零虹
う〜〜ん、別にいんじゃない？
零虹
この子達、なくなった物があるって言ってたでしょ。
零虹
それを盗んで返すのが、怪盗団「スタードリーム」じゃない？
零虹
(｡-∀-)ﾆﾋ♪
雪
……‥。
雪
分かった。
2人共
！！！
雪
話は聞く。でも…….、
雪
絶対にそれを取り返せるわけじゃないことは、覚えておいて。
音菜
はい！承知の上です！
零虹
まず、2人共名前は？
音菜
織採 音菜です！
糸菜
その姉の糸菜よ。よろしく。
零虹
そっか！私は零虹！
零虹
こっちは新メンバーの雪だよ！
雪
……雪です。……‥よろしく。
音菜
あ、うん……。
零虹
え〜ーと、まず2人の話を聞かせてもらっていいかな？
音菜
はい……‥。
音菜
私の5歳の誕生日に、あるオルゴールを貰ったんです。
零虹
オルゴール？
音菜
はい。とても美しい音色を奏でていたオルゴールでした。
音菜
大分昔の形式の物でしたけど。
音菜
私はそれを"毎日朝7時"に奏でるように執事に言っていました。
零虹
"毎日朝7時"？なんで？
音菜
それが私の起きる時間帯だったので。
雪
……なるほど…。目覚ましとして使っていたの？
音菜
はい。まぁそんな感じです。
糸菜
その音色が私も好きでね。よく早起きしてしまうほどだったのよ。
零虹
なるほど。それで？
音菜
そんなある日、オルゴールがなくなってしまったとお姉様から連絡があったの。
零虹
糸菜さんから？執事さんからじゃなくて？
音菜
？うん。執事は、どうやら寝坊したみたいなの。
零虹
寝坊って……💧
雪
(本当に寝坊…？おかしい……)
音菜
それから、有名な探偵団にお願いしたんですけど…….
糸菜
それでも全然見つからなくってね。
音菜
次第に、周りからも「諦めたら？」とか、「どうせ見つからないよ。」とか言われ始めて……‥
零虹
なるほど。その探偵団はどうしたの？
音菜
探偵さん達はずっと探してくれたのですが……如何せん証拠が見つからないもので……‥
音菜
少し申し訳ない気持ちになりまして、オルゴール探しは「中止」を言い渡しました。
零虹
なるほどね〜〜。
零虹
分かった。そのオルゴール、取り戻してきてあげる。
2人共
！！
零虹
ただし……！
零虹
あなた達も、それに協力してね？
2人共
！！？
零虹
だって、怪盗に一丁前に頼んでおいて、自分達は何もしないんじゃ意味がないよ。
零虹
それは"君達の"大切なオルゴールなんでしょ？
零虹
だったら、自分もやってやる位の勇気を見せなさい。
零虹
そうじゃなきゃ、協力しないよ。
音菜
……………。
糸菜
音菜……。
音菜
…‥分かりました。
音菜
私達も、協力します……！！ただし……！！
音菜
絶っっっ対に、オルゴール取り返してくださいね！
零虹
もちろん！私を……！！
零虹
…いや、私"達"を誰だと思ってるの？
音菜
！！
ｸﾞｯ( ˘^˘)- ̗̀🤝 ̖́-(˘^˘ )ｸﾞｯ
零虹
じゃ、やるぞー〜！
3人共
٩(๑•̀ω•́๑)وｵｰ!!
雪
……なんか私、置いてかれてない…？
零虹
終わりぃ！
零虹
おつれい！
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