新しい檻

ドコッドカッ

今日、俺はこの苦しい生活から解放される

そう思っていた

だが、この先に待ち受けていたのは今の生活よりきついものだった

追い出された

最後まで俺を酷く蹴って殴って

まるでサンドバックだ

もうしょうがない

俺はひとまず人気(ひとけ)の少ない裏路地に行った

身も心もボロボロだった俺は倒れるようにその場で眠った

明日のことは明日考えよう

そんな甘いことを考えながら

目が覚めたところは黒いところだった

多分目隠しをされている

口にも何か貼られてあり叫ぶことはできなかった

この感覚からしてきっと車に乗っている

こんなピンチな状態なのに俺の頭はやけに冷静だった

動きが止まったと思ったら

俺は車から降ろされた

目隠しをとられた

目の前は廊下だった

俺の腕を引っ張る男は大柄できっと抵抗しても逃げられない

俺は大人しくついていった

そう言われるとともに俺の目の前のドアが開かれた

部屋はとても汚い。端っこには青年が3人いた

奴隷

家での生活も同じようなものだった

ここで何をするのかは知らないがきっと大丈夫だ

きっと

全員顔が整っている

それが彼らの共通点だった

ここで逆らっても仕方がない

男は彼らを見ながらそう言った

オレンジ髪の人が男に向かって歩いてくる

ボコッ

そう言って部屋に押し込まれる

部屋にいたのは太って汗のかいているおじさん

俺は動けなかった

ものすごい恐怖で

もう、ダメだ

部屋に肌を肌をぶつかり合わせる音が響く

気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い

おぢさんの動きは更に速くなる

ナカに

だされた

しにたい

気持ち悪い

腹の奥がぬめぬめしてる感じで

気持ち、、悪い、、ｯ

出せない

出し方が分からない

俺はこの汚い床に頭をついてお願いした

今更だが

とてつもなく恥ずかしい

同性だからといって

同い年くらいの人3人に俺のあそこを見せるのは気が引ける

いつの間にか名前も覚えよって、、

ヌルッ

あの気持ち悪いのが2時間も、、

もう吐きそう、、

辛いｯ、、

こいつのよだれ、、うｯ、、想像だけで3回吐ける、、

そう言いながら大きめの瓶を3本前に置く

俺の腹は耐えられるんだろうか、、

3本目、、

まずいと思ったが意外と効果はない、、？

おぢが俺の肩に手を置く

と、、

そう言って俺を放り込んで男はどこかへいった

さっき少し様子がおかしくなったが

あれは本当に媚薬なのk

ドクンッ

急に心臓がｯ、、

呼吸が乱れる

バタンッ