コメント
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私はてとさんの作品大好きでずっと見てます!!!!!!何回も同じ作品見返してるくらい好きなので見る人が少なくなっても投稿やめないでいただきたい🥲🥲
えぇ〜、、こんな素晴らしい連載なのに見ないなんてもったないっ!! ずっと見てますっ!🫡🫣 これからも頑張ってください〜! ((何気に初コメ失礼しますッ
愛してます_:(´ཀ`」 ∠):
第五話/なれるものなら
Naokiri
Naokiri
『絶対に大切にして』
どぬは… なぜ、あんな事を言ったんだろう。
その時は真剣に聴いていたけど、今思えばこの上ないぐらい意味深だ。
どぬの、あの発言には一体どんな意味があるんだろうか。 もふくんの事も相まって、どんどん謎が深まっていくばかりだ。 昨晩は色々考えすぎて全く寝付けなかった。
上の空になっていると、鉄の重たい扉が開かれる音がした。 振り向くと、そこには脳天気な顔をしたどぬがいた。
Donuku
Donuku
Naokiri
Donuku
Naokiri
Donuku
Naokiri
Donuku
Donuku
Donuku
Naokiri
Donuku
Naokiri
Donuku
他愛もない会話をすれば、またまた睡魔がやってくる。 そよ風がちょうど気持ちよくって瞼が勝手に閉じてしまう。 と、また扉が開く音がした。
〈暖かいね~!
〈ですね~…お昼寝したいです
〈いいねぇ、それ
Noa
Runa
Donuku
Naokiri
Noa
Noa
Runa
そう言って合掌している。 いやいや、勝手に死んだこ事にするんじゃない、怒られるぞ笑 あの人の肩パンは、その辺の成人済み一般男性より痛い。 余裕で想像を超えてくる…
Donuku
Naokiri
Noa
Runa
Naokiri
Donuku
Runa
Naokiri
Runa
Donuku
Runa
Noa
Mofu
雑談をしていると、もふくんが姿を現した。珍しく「あ、」なんて声を出したからびっくりしてしまった。 でも、もふくんは自分達の姿を見るなり思いっ切り顔を顰めてしまった。
Donuku
子犬のようにもふくんに駆け寄るどぬ。 その光景を目にすると、例えどぬに恋心が無いと分かっていても心の奥底で何かが刺さったような感じがした。
Donuku
Mofu
Donuku
Mofu
Mofu
Noa
Naokiri
何か言いたい、けれど どうしたって口が動かない。 いつもなら一方的に話し掛けられるのに、仲良さげなどぬを見ると自信がなくなってしまう。
自分は到底勝てない、どぬの明るさに。
Donuku
Mofu
もふくんはどぬに手を引かれ、こちらへとやってきた。 されるがままな状態なのが、まるで身を任せているようで嫉妬心に火がつきそうだ。
Donuku
Donuku
Naokiri
『絶対に大切にして』
昨日の言葉が頭の中でリピートされる。 まだまだもふくんを知れていないのが悔しかったんだ。 理解出来ていないのが悔しかったんだ。 そう思うと、自分が考えるより先に言葉を紡ぎ出してしまった。
Naokiri
Mofu
Naokiri
頷いたりはしてくれるが、一向に目を合わせてくれない。 それでも諦めれない。
Naokiri
Mofu
Mofu
少し気が引けたが、背中をさすってやるともふくんは返事をしてくれた。 若干赤面しているように見えたのは、きっと幻覚だ。 けれど嬉しくて飛び跳ねそうになる。 ああ、このまま触れていたいのに 時が止まってしまえばいいのに 気持ちを伝えられればいいのに…
幸せな時間ほど
速く進むのが
少し悲しい。
teacher
teacher
うわー、 今当てられるまで何にも聞いてなかったよ… 適当に答えるなんて出来るはずもなく、取り敢えず考えているふりだけした。
Naokiri
Naokiri
Naokiri
teacher
teacher
Mofu
なんの戸惑いもせず、淡々と答えていく。 毎日1度は見るこの光景になれる事が出来ない。 他のみんなは当たり前のように聞き流しているようだけれど、自分にはそんな高度なことできない。
彼の口から紡がれる言葉の全てが愛おしい。 眺めればとろけそうになってしまう。 今、今すぐ彼に触れたい。 衝動に駆られそうになるのを、ぐっと堪えてノートに目を落とした。 あ、まだ1文字も板書してないや…
teacher
Mofu
Naokiri
teacher
Naokiri
誰にも聞こえないぐらい、囁く程度の声で呟いた。 勿論誰にも聞こていない。 もし聞こえていたら、とっても恥ずかしいけれど。 口のチャックが閉まってくれないんだもの。仕方ないさ
Naokiri
すごい、か… なおきりくんは、僕をすごいと思っているんだろうか。 なら勘違いだ。 期待させてしまって申し訳ないけれど、僕は君が思う程完璧じゃない。
親にも認めてもらえらない、臆病で、世間知らずな高校生なんだ。
もし、すごい人になれるものなら
Mofu
僕の切実な思いは孤独な青空に溶かされてしまった。 呟こうにも風の音に掻き消されてしまうから、だから言わない。 何も言わない。 そうしていれば、何も怖くないから。