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ないこ
朝
食堂でパンを咥えていたりうらが、 勢いよく顔を上げた
りうら
ないこ
ないこが苦笑する
Sクラス寮の朝は、 思ったよりも賑やかだった
いふは机に突っ伏したまま半分寝ているし、
悠佑は静かにコーヒーを飲んでいる
初兎とほとけは仲良く朝ごはんを食べている
なんかもう、 入学四日目とは思えないくらい馴染んでいた
ほとけ
ほとけが目を輝かせる
悠佑
悠佑が答える
悠佑
ほとけ
初兎
初兎が笑う
その時
いふ
いふが気怠そうに立った
ないこ
いふ
ないこ
ないこのツッコミが響く
いつもの朝だった
Sクラス専用棟は、 学園本部から少し離れた場所にあった
白い外壁
巨大な魔法陣が刻まれた扉
周囲を覆う淡い結界
普通の校舎とは雰囲気が違う
ほとけ
ほとけが目を輝かせる
ほとけ
その横で、 りうらも静かに周囲を見回していた
りうら
いふ
いふが答える
ないこが扉へ手をかざした
淡い光
次の瞬間、 重い扉がゆっくりと開く
りうら
中へ入った瞬間空気が変わった
広い廊下
高い天井
壁一面に刻まれた魔法陣
そして、 窓の奥には巨大な訓練場まで見える
りうら
りうらのテンションが完全に上がっていた
りうら
いふ
いふが呆れたように笑う
でも少し笑っている
その時
りうらが廊下の奥を見て立ち止まった
りうら
1番奥
地下へ続く階段
そこだけ、 妙に暗かった
しかも
立ち入り禁止の札
りうら
りうらが近づこうとする
でもその瞬間
悠佑
悠佑の声が響いた
低く、 静かな声。
悠佑
空気が変わる
りうらが思わず足を止めた
りうら
悠佑は怒っているわけではない
でも、 その声には妙な重みがあった
初兎も、 静かに地下を見つめている
いふに至っては露骨に目を逸らした
りうら
りうらはそう思った
でも次の瞬間
ないこ
ないこ
ないこが慌てて空気を変える
ないこ
りうら
りうらも慌ててついて行く
だけど。
最後尾を歩いていたほとけだけは、 もう一度だけ地下階段を振り返っていた
まるで、 なにかに引っ張られているみたいに
その日の午後
Sクラス専用訓練場
教師
教師に声が響く
教師
その瞬間
りうらが勢いよく立ち上がった
りうら
初兎
初兎が苦笑する
教師が紙を見る
教師
空気が止まった
りうら
りうらが固まる
いふは面倒くさそうに顔を上げた
いふ
ないこ
ないこが吹き出す
悠佑は静かに笑っていた
悠佑
完全に面白がっている
りうらは負けじと立ち上がった
りうら
その瞬間
いふの足元から冷気が広がる
いふ
静かな声
でも、目が笑っていない
空気が一気に冷えた
りうら
りうらが叫ぶ
でもその顔は、 どこか楽しそうだった
コメント
5件

初コメ失礼します! このお話大好きです!💞 主様の書き方も雰囲気が出ていてとてもわくわくします! 続き楽しみにしています!✨
地下に何があるんだろ、、、?気になる✨️ 🤪🐤の性格が真逆なの呼んでて楽しい! 続き楽しみにしてます!!