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お母さんの優しさ

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お母さんの優しさ

第1話 - お母さんの優しさ

300

2018年10月17日

#感動

〆燕〆

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300

〆燕〆

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この話はフィクションです

私はお母さんが怖いです

お母さんの顔には大きな痣ができている。

キーンコーンカーンコーン

先生

はい宿題集めるぞー

ゆい

あれっ宿題がない…

ゆい

これじゃ提出できないよ…

休み時間

女子A

ゆいー！

ゆい

ん？

女子A

ゆいのお母さん？が来てるよ

ゆい

えっ？

ガラガラ

ゆい

お母さん？！

お母さん

あぁゆい。

お母さん

これ宿題忘れたでしょ。

お母さん

届けに来たよ

ゆい

みんなの前で顔出さないでって言ったじゃん

ゆい

なんでよ

お母さん

ゆいが夜中頑張って勉強してて、

ゆい

いいよそんなの

ゆい

早く帰って！

お母さん

………分かった。

ゆい

これで無事提出できたぁ

ゆい

…お母さんに謝らないとな。

放課後

ゆい

ただいまー

お母さん

おかえり

ゆい

…………

夜ご飯

お父さん

そういえばゆい

お父さん

もう少しで誕生日だな

お母さん

家にお友達呼んで誕生日会したいね

ゆい

えっそれはだめだよ

ゆい

そんなおばけみたいな顔みんなに見せれないよ

お父さん

そろそろ言ったほうがいいんじゃないか？

お母さん

いいよ。

お父さん

…お母さんのこの痣はな

お父さん

ゆいを助けたからできたんだ

ゆい

どういうこと？

お父さん

ゆいがまだ3歳ぐらいのとき。

お父さん

一人で外に行ってしまってな

お父さん

上から鉄の棒が落ちてきて

お父さん

そこにお母さんが来て

お父さん

ゆいを抱えて代わりに当たったんだ。

ゆい

………そうなの。

お父さん

だからゆいが今無傷でいられてるのは

ゆい

お母さんのおかげ…か……ｸﾞｽｯ

お父さん

そう。

ゆい

お母さん…ごめんなさいっ…

ゆい

そんなこと知らないでおばけみたいとか

ゆい

言っちゃって…

お母さん

いいのよ。

お母さん

もう昔のことなんだから

ゆい

うわぁん(泣)

お母さん

よしよし。( T_T)＼(^-^ )

このことはもう忘れることはありません

体を張って私を守ってくれた事。

お母さんの痣を見る度に感謝してます。

♡が来なかったら消す予定です