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僕は悪魔でした

第1話 - 第1話

2025年12月29日

#らっだぁ

#らっだぁ運営

#我々だ

やがみくん

人々

何処へ行った！

人々

探せ！

人々

絶対に殺せ！

人々

悪魔を、

人々

あの悪魔一族を

人々

たったの1人も逃すな！

女

いい？

女

私が行ってと言ったら

女

決して振り返らず

女

向こうの明かりを目指して逃げるのよ

女

そしてそこに辿り着いたら

女

周りの大人に助けを求めるのよ

女

わかった？

ヤガミ

女

大丈夫

女

貴方ならできるわ

女

貴方は＿＿の子だもの

女

[ヤガミを抱きしめる]

女

あぁ、どうか気をつけて

女

無事に生きて、

女

それじゃあ、

女

行って！

僕から離れていく女性

ヤガミ

まって、

ヤガミ

置いていかないで、

もう母の顔は覚えていない

覚えているのは

僕らを殺そうとしていた村人たちに

たった1人で立ち向かって行った

僕を大切にしてくれた女性の後ろ姿

あの人は

僕の母親だったのだろうか

ユキ

あら、ヤガミちゃん

ヤガミ

おはよう、ユキさん

ユキ

おはよう

ユキ

今日も元気ねぇ

ジン

おぉ！ヤガミ！

ヤガミ

おはようジンさん

ジン

あぁ！おはよう！

ダリア

ヤガミ！

ダリア

悪りぃがこれ運ぶの手伝ってくれないか？

ヤガミ

もちろん、手伝うよ

ダリア

ありがとな！

あの日から七年がたった

あの後走り続けて

とある一つの村にたどり着いた

そこで一人のお婆さんが僕を拾ってくれた

そして今では村の皆の手伝いをしながら暮らしている

ヤガミ

ここでいいか？

ダリア

おう！

ダリア

ありがとうな

ダリア

最近腰が痛くなっちまって

ヤガミ

気にしないで

ヤガミ

それよりも

ヤガミ

無理はするなよ

ヤガミ

これ以上腰が悪くなると大変だ

ダリア

わかってるよ

ダリア

あとは大丈夫だ

ダリア

他の人を手伝ってやれ

ヤガミ

わかった

ヤガミ

じゃあまた後で

村の人々

ヤガミちゃんこれお願いできる？

ヤガミ

任せて

村の人々

ありがとうね

村の人々

ヤガミーこれ手伝ってくれ

ヤガミ

わかった

ユキ

ヤガミちゃんは偉いねェ

ヤガミ

そうか？

ジン

あぁ

ジン

いつも断らずに手伝ってくれて

ジン

本当に助かってる

ユキ

でも、

ユキ

たまには休みなさいよ？

ヤガミ

あぁ、

ヤガミ

気をつけるよ

村の人々

ーー

村の人々

ー！

ヤガミ

ー

らっだぁ

ここの村も賑やかだねー

金豚きょー

そうやな

コンタミ

でも

コンタミ

最近一段と賑やかになったよね

レウクラウド

そうだね

コンタミ

なんでだろ〜ね〜

らっだぁ

？

らっだぁ

あそこ人いっぱいいない？

レウクラウド

ほんとだ

らっだぁ

どうしたんだろ

みどりくん

ｲｯﾃﾐﾖ!

レウクラウド

あ！待ってよみどりくん！

金豚きょー

俺らも行くか

コンタミ

そうだね

みどりくん

ﾅﾆﾔｯﾃﾙﾉ?

ダリア

！

ダリア

これはこれは！

ダリア

運営様！

ジン

運営様？！

ジン

何故ここに！

村の人々

どうかなさいましたか？

らっだぁ

いやー？

らっだぁ

ただの様子見だけど

コンタミ

用がなきゃ来ちゃだめかな？

村の人々

いえ！そんなことは！

村の人々

ですが、何故急に、？

村の人々

何年ぶりでしょうか、

村の人々

まさか、食事用の肉が、

村の人々

元気そうで何よりです

村の人々

いつ見ても実に麗しい方々だ、

村の人々

よければお話を、

村の人々

この花をぜひ！

何人もの村人が

一斉に話しかける

一体誰なんだ

この人間たちは

ユキ

ヤガミちゃん

ヤガミ

？

ユキ

この人達はね、

ユキ

運営様といって

ユキ

この国を治めているとても偉い方々なのよ

ヤガミ

へぇ

みどりくん

？

みどりくん

ｿﾚ､ﾀﾞﾚ?

金豚きょー

初めて見る顔やな

レウクラウド

十五歳くらいに見えるけど

コンタミ

でも前来た時はいなかったよね

青い服の男が近づいてくる

お偉いさんとは言っていたが

警戒しろ

らっだぁ

ねぇ

らっだぁ

君、誰？

らっだぁ

何処から来たの？

らっだぁ

村の人々

そ、その子は、！

村の人々

ヤガm

コンタミ

最後まで言う前に

首を落とされた男

らっだぁ

うるさいなぁ、

どう言うつもりだ？

らっだぁ

俺はこの子に聞いてるんだけど

この国の治安を守る存在ではないのか？

らっだぁ

ねぇ、

らっだぁ

そんな警戒しないでいいよ

みどりくん

ﾗｯﾀﾞｧｶﾞｺﾜｶﾞﾗｾﾙｶﾗ!

らっだぁ

えー？

らっだぁ

怖がらせてないよ!

らっだぁ

ねぇ？

らっだぁ

怖くないよね？

ヤガミ

金豚きょー

圧かけんなよ

らっだぁ

かけてないのに、、

みどりくん

ﾈｪ

みどりくん

ﾅﾏｴﾊ?

ヤガミ

みどりくん

ﾄﾞｺｶﾗｷﾀﾉ?

ヤガミ

西の村から

レウクラウド

西の村？

コンタミ

あそこじゃない？

コンタミ

この前消したばっかの

レウクラウド

あー、あそこか

金豚きょー

ならなんで生きてんねん

らっだぁ

みんな殺したはずだけど

金豚きょー

取り逃したか？

レウクラウド

そんなはずは、

コンタミ

いつからここにいるの？

ヤガミ

七年前から

コンタミ

あー、そういうこと

みどりくん

ﾗｯﾀﾞｧ

らっだぁ

なぁに？

みどりくん

ｺﾉｺﾂﾚﾃｶｴｯﾃﾓｲｲ?

らっだぁ

うーん、

金豚きょー

それはなぁ、

コンタミ

まぁ、いいんじゃない？

レウクラウド

いやでも、ねぇ、

金豚きょー

村の人間を幹部が引く抜くんや

金豚きょー

そんな簡単なことやない

らっだぁ

書類もいっぱい必要だし

みどりくん

ｿｳﾄｳﾉｹﾝｹﾞﾝﾂｶｯﾃ!!

らっだぁ

いやぁ

らっだぁ

うーん、

レウクラウド

そもそもの話

レウクラウド

俺らと食べるものとか

レウクラウド

その他諸々

レウクラウド

生活水準が違うはずだし、

みどりくん

ｵﾚｶﾞｾﾜｽﾙ!

金豚きょー

そんな

金豚きょー

子犬とちゃうんやから

ヤガミ

なぁ

コンタミ

？

ヤガミ

僕は君らの名前も知らないのだが

村の人々

ちょ、ちょっとヤガミちゃん、!

村の人々

運営様にその口の聞き方は!!

レウクラウド

あー、

レウクラウド

そうだったn

村の人々

も、申し訳ございません運営様!

村の人々

何せ、この子はあなた方のことを今初めて見聞きし）

らっだぁ

ねぇ

村の人々

！！、

らっだぁ

レウが喋ってたんだけど

レウクラウド

金豚きょー

遮るなや

村の人々

も、も、申し訳、ござ

コンタミ

また一人首が飛ぶ

そんな易々と殺して良いものなのか

村の人々

ﾋｯ、

村の人々

もう、やだ、！

そう言って走り出す女

レウクラウド

あーあ

レウクラウド

逃げちゃった

金豚きょー

おい

金豚きょー

そこのお前

ダリア

は、はい、！

金豚きょー

あいつを殺してこい

ダリア

え、あ、でも、

金豚きょー

なんや？

ダリア

いえ、！

ダリア

い、行ってまいります、

ヤガミ

そんな易々と殺していいものか?

コンタミ

？

コンタミ

なんで？

ヤガミ

人間には一人ひとつの魂がある

ヤガミ

我々人間は

ヤガミ

そのひとつの魂を尊重し

ヤガミ

慈しみ生きるものだ

らっだぁ

へぇ

ヤガミ

たとえ幹部であろうと

ヤガミ

仁義というものがあるはずだ

らっだぁ

そう

らっだぁ

人間は、ね

ヤガミ

らっだぁ

申し訳ないけど

らっだぁ

俺ら人間じゃないんだよねー

ヤガミ

であらばなんだと言うのか

らっだぁ

人外って聞いたことない？

ヤガミ

人外？

らっだぁ

そ

らっだぁ

人間では無い何か

らっだぁ

きょーさんは堕天使だし

金豚きょー

らっだぁ

みどりくんは幽霊だし

みどりくん

らっだぁ

レウさんは黒ガストだし

レウクラウド

らっだぁ

コンちゃんは触手を出せる

コンタミ

らっだぁ

それに俺は鬼

ヤガミ

そうか

ヤガミ

なら僕には君らのことは分からない

ヤガミ

僕は人間だからな

金豚きょー

どうやろなぁ？

ヤガミ

？

金豚きょー

ちゃうやろ

金豚きょー

お前は人間やない

ヤガミ

そんなわけが無いだろ

村の人々

そ、そうよ、！

村の人々

ヤガミくんは人間だわ！

村の人々

そうだ！

村の人々

ヤガミは人を食べない！

村の人々

そうよ！

らっだぁ

はぁ

らっだぁ

笑

みどりくん

ﾅﾆｦｲｯﾃﾙﾉ?

レウクラウド

俺らも人間しか食べない訳じゃないんだけど

村の男の子

で、でも！

村の男の子

ヤガミ兄ちゃんはおれたちにやさしくしてくれるもん！

らっだぁ

へぇ？

らっだぁ

だから？

村の男の子

だから、、その、

村の男の子

ヤガミ兄ちゃんは、にんげんだもん、

レウクラウド

子供が出る場面じゃないよ

レウクラウド

この子の親、誰？

村の人々

わ、私です！

村の人々

申し訳ございません！

村の人々

後でしっかり言い聞かせて、

レウクラウド

子供の責任は親が取るものだよね？

女

はい、その通りで、、

レウクラウド

だからさ

レウクラウド

この子の代わりに死んでよ

村の人々

、えっ、？

らっだぁ

いいよね？

村の人々

それは、

金豚きょー

ほなそのガキよこせ

ユキ

な、なら！

ユキ

私が代わりに死ぬわ！

ヤガミ

ユキさん、？

コンタミ

へぇー

レウクラウド

なら、いいんじゃない？

らっだぁ

コンちゃん

コンタミ

はーい

コンタミ

コンタミが触手をふりかぶる

ヤガミ

ヤガミが前に出る

コンタミ

、！

ヤガミ

、

ヤガミ

痛い

らっだぁ

ヤガミちゃんも能力使えばよかったのに

ユキ

ヤガミちゃん、！

ユキ

血が出て、、

ヤガミ

ヤガミの傷が治っていく

ユキ

、！！

ジン

これって、！

村の人々

嘘だろ、

村の人々

なんで、

らっだぁ

やっぱ人間じゃないじゃーん

ヤガミ

、

ヤガミ

あーあ

ヤガミ

バレたくなかったんだけどなぁ

金豚きょー

なんの種族や？

レウクラウド

さぁ

レウクラウド

傷の治りが早いし

レウクラウド

らっだぁと同じ鬼とか？

みどりくん

ﾃﾞﾓｵﾆﾅﾗﾓｯﾄｶﾗﾀﾞｶﾀｲﾖ

コンタミ

うーん

らっだぁ

でもまぁ、

レウクラウド

人外なら話が違うね

金豚きょー

せやな

みどりくん

ｼﾞｬｱ､!

金豚きょー

おん

金豚きょー

連れて帰るぞ

みどりくん

ﾔｯﾀ!

金豚きょー

ほなお前

ヤガミ

金豚きょー

着いてこい

村の女

待って、！

村の女

嘘、よね、？

村の女

ヤガミくんは、人間よね？

村の女

ねぇ、

この女は

金豚きょー

あのなぁ、

ヤガミ

さぁ

よく突っかかってくる女だ

ヤガミ

よく分からない

ヤガミ

僕は前の村から引っ越すためにここに来たんじゃない

今すぐにでも

ヤガミ

前の村で殺されそうになった

ヤガミ

だから逃げてきたんだ

村の女

でも、！

殺してやったっていい

村の女

貴方の家族は前の村に残ってるんでしょ、？

村の女

なら、

まぁ、

ヤガミ

殺されたよ

ヤガミ

家族も、僕らを庇ってくれた人々も

時間の無駄か

村の女

そんな、、

レウクラウド

行こう

ヤガミ

？

ヤガミ

なぜ僕が行く前提なんだ？

レウクラウド

え？

ヤガミ

？

レウクラウド

来るんじゃないの？

コンタミ

まぁ

コンタミ

着いてくとは言ってなかったね

らっだぁ

えー

らっだぁ

来てよー

らっだぁ

お願い♡

みどりくん

ｷﾓｲ

みどりくん

ｵﾚﾓｷﾃﾎｼｲ

ヤガミ

僕がついて行くメリットは？

コンタミ

うーん、

金豚きょー

まぁ

金豚きょー

飯は保証する

みどりくん

ｵﾚｶﾞﾒﾝﾄﾞｳﾐﾙ

ヤガミ

はぁ

らっだぁ

もー

らっだぁ

めんどくさいなー

らっだぁ

人間食べさせてあげるから着いてきてよー

ヤガミ

何故そこまで連れて行きたがる

らっだぁ

まぁ、

らっだぁ

村の人を食べられないようにするのと

らっだぁ

人外って人並外れたものを持ってるから

らっだぁ

俺らだけじゃなく

らっだぁ

他の国の奴らも欲しがるんだよね

らっだぁ

だから

らっだぁ

ヤガミちゃんを保護して守るためでもある

コンタミ

ヤガミちゃんも色んな人に追われながら生活するの嫌でしょ？

ヤガミ

金豚きょー

まぁ、俺らは他国の戦力upの抑制にも繋がるし

金豚きょー

お前は飯もあって守られて

金豚きょー

互いにWin＆Winな関係にはなるなぁ

らっだぁ

ね？

ヤガミ

なら条件がある

らっだぁ

えー

レウクラウド

まぁ、聞いてみようよ

金豚きょー

で？条件は？

ヤガミ

必要最低限僕に干渉するな

金豚きょー

その必要最低限はどの基準や

ヤガミ

生活する上での必要な会話･行為

ヤガミ

またはその他

ヤガミ

それ以外僕に関わるな

コンタミ

えぇ？

ヤガミ

なるべくでいい

らっだぁ

うーん

みどりくん

ﾔﾀﾞ

ヤガミ

そうか

ヤガミ

なら着いていく気はない

らっだぁ

わかったわかった

らっだぁ

それでいーよ

ヤガミ

じゃあ決まりだ

金豚きょー

ほな

金豚きょー

行くぞ

らっだぁ

はーい

街の人々

おっちゃんこれちょーだい！

街の人々

あいよー！

街の人々

今なら安くしとくよー!

街の人々

ほんと！ありがとう！

街の人々

ーーー

街の人々

〜〜！

ヤガミ

随分と賑やかな街だな

レウクラウド

まぁ、この辺はね

コンタミ

賑やかなのはいいことだよね〜

ヤガミ

まぁ、

街の人々

あら、

街の人々

お兄さん何処の人？

ヤガミ

？

街の人々

真っ白で綺麗な髪ね〜

街の人々

あらぁほんとね〜

ヤガミ

そんなに変わったことか？

街の人々

えぇ

街の人々

白い髪なんてこの辺では珍しいわよ

らっだぁ

ごめんねー

らっだぁ

俺らの連れだから

街の人々

あらあら

街の人々

運営さんじゃないの

みどりくん

ｵﾚﾉﾔｶﾞﾐ!

街の人々

みどり様はいつ見ても可愛いわね〜

街の人々

ねぇ〜

金豚きょー

すまんな

金豚きょー

今急ぎやから、

街の人々

あら、そうだったの？

金豚きょー

おん

金豚きょー

せやからまた後で

街の人々

引き止めちゃってごめんなさいね〜！

コンタミ

またねー

街の人々

えぇ

街の人々

また〜

ヤガミ

らっだぁ

はい、いらっしゃーい

レウクラウド

疲れたねー

金豚きょー

程々に遠かったわー

コンタミ

ねー

らっだぁ

まぁ、ヤガミちゃんを連れてこれたし

らっだぁ

一旦今日はもう休んでいいよー

みどりくん

ﾔｯﾀ‐!

金豚きょー

ほな

金豚きょー

部屋戻るかー

レウクラウド

いやいや！

レウクラウド

ヤガミくんの部屋とか用意しないとでしょ！

らっだぁ

んじゃー

らっだぁ

レウ！

らっだぁ

頼んだ！

レウクラウド

え！？

レウクラウド

みんなでやろうよ！

レウクラウド

てかみどりくんも世話するって言ってたでしょ！

みどりくん

ﾚｳｻﾝﾔｯﾃ！

みどりくん

ｵﾚﾊｺﾞﾊﾝﾀﾍﾞｻｾﾙ!

レウクラウド

えぇ、

らっだぁ

もー

らっだぁ

しょーがないなー

らっだぁ

じゃあヤガミちゃん

ヤガミ

？

らっだぁ

俺に着いてきて

ヤガミ

らっだぁ

まずここがリビング

らっだぁ

仕事ない時はほとんどここで生活してるよー

らっだぁ

ここは会議室

らっだぁ

まぁほとんど使わないけどねー

らっだぁ

ヤガミちゃんの部屋はー

らっだぁ

ここかな

ヤガミ

思ったより綺麗な部屋だな

らっだぁ

思ったよりは余計じゃない？

らっだぁ

でもまぁ

らっだぁ

ほぼリビングで過ごすと思うけど

らっだぁ

あとは自由に歩き回ってもいいよ

らっだぁ

でもご飯の時はリビングに来てね

らっだぁ

服とかその他諸々はこっちで用意しておくから

らっだぁ

ゆっくりしててー

ヤガミ

わかった

らっだぁ

じゃーまたねー

ヤガミ

思ったよりも良い部屋を貸してもらえた

にしても

本当に僕を飼うつもりか

全く

他人の思考は読めないものだ

だがまぁ

こちらとしてもありがたい

人を殺すのは少々面倒だからな

まぁ

彼らが僕をどう扱うのか

しばらく様子見としよう

警戒しろ

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やがみくん

プロフィール

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