いつからだろう
彼らとご飯を一緒に食べなくなったのは
いつからだろう
一緒に話すことがなくなったのは
いつからだろう
ゲーム実況をしなくなったのは
いつからだろう。
Nakamu
Broooock
シャークん
きんとき
スマイル
きりやん
今日だってリビングに全員揃ってるくせに誰も喋らない
でも不思議と寂しくもない
もう慣れた。
今日はなぜか雰囲気がいつもよりも悪くて何かが違う。なんとなくその中にいると押し潰されてしまいそうだったから外に出かけることにした。
きりやん
いつもなら外出するときもお互いに挨拶もしないのになぜか今日はしたくなった。いや、正確に言えばしなければいけないという気持ちが強かった。
きりやん
Nakamu
あ、珍しく返してくれた。
きりやん
Broooock
俺がリビングのドアを開けるとBroooockも一緒についてきた。
きりやん
Broooock
きりやん
Broooock
Broooockは一瞬迷ったような顔をしたが、すぐに返事を返してくれた。久しぶりの誰かとの買い物でめちゃくちゃ感動してる。
きりやん
Broooock
きりやん
Broooock
きりやん
何ヶ月か前に見たBroooockと同じBroooockだ。あの頃に戻れたみたいでとても嬉しい。
きりやん
俺は一瞬思った。鍵を閉めようと。でも、何で中に人がいるのに鍵を閉める必要があるんだろうとも考えた。でも俺の右手には家の鍵が握られていた。
Broooock
Broooock
きりやん
きりやん
Broooock
Broooock
Broooockは楽しそうだ。やっぱり雰囲気が変わっても中身は変わらないみたい。また6人でゲーム実況をするのもいいなと思った。
何で俺らがゲーム実況をやめたのかはメンバーの1人が辞めたいと言い始めたから。
Nakamu
シャークん
Nakamu
Nakamu
きんとき
シャークん
Nakamu
スマイル
Nakamu
Broooock
その時1番ワイテルズに気合を入れていたNakamuが急に辞めたいと言い出した。
きんとき
Nakamu
きんとき
Nakamu
俺はその時困惑していて何も言えなかった。何も言葉が思い浮かばなかった。その時何か言っていたら未来は変わってたのかな。「頑張ろう。」「支えてあげられなくてごめん。」ぐらい言えればよかったのに
Broooock
きりやん
Nakamu
スマイル
シャークん
Nakamu
スマイル
スマイル
Nakamu
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
あの時初めてきんときが本気で怒ったところを見た。
Broooock
Broooock
きんとき
きんとき
きんとき
Broooock
きんとき
きんとき
スマイル
シャークん
Nakamu
その後はNakamuに関して色々な人から連絡が来た。
これがワイテルズの終わり。
6年間ワイテルズとして過ごしてきたあの日々が全部一瞬で目の前から消えた。
少し歩いていくと、張り紙が貼ってあった。連続殺人事件か…この世の中も変わらず物騒だよな。マジで世界って怖い。
Broooock
きりやん
帰りはNakamuがよく行っていたお菓子屋さんのお菓子を買ってきた。Nakamuはあれがあって以来、甘いものを食べなくなった。早く帰らないと。
きりやん
急にNakamuから連絡が来た。もう半年ぐらい来てなかったから何かと思ってすぐに画面を開いたら俺は走り出していた。
そこに書かれていた文字は至ってシンプルでたったのひらがな4文字。
Nakamu
俺は気づくと玄関の前に立っていた。Broooockも後ろで
Broooock
Broooock
なんて言いながら玄関のドアを開けようとしていた。いや、正確に言えば
きりやん
Broooock
俺の声が届くはずもなくBroooockは扉を
開けた。
Broooock
きりやん
そこにはみんなの姿が確かにあった。でもいつものような姿じゃなかった。
みんな紅い花を咲かせ倒れていた。
きりやん
Nakamu
きりやん
そう言うと少しだけNakamuは目を開けた。
Nakamu
でも何も喋らずに、笑ってすぐ目を閉じた。
Broooock
きりやん
シャークん
きりやん
Broooock
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
Broooock
Broooock
きりやん
Broooock
シャークん
Broooock
その後、警察が来てNakamuとシャークんとスマイルはタヒ亡が確認された。きんときだけはまだ少しだけ脈があったようで病院に運ばれた。
今、きんときは眠っている。
きんときは脳の損傷が激しいらしい。だから、起きても記憶が残っている確率はかなり低いようだ。まぁきんときにとっては都合がいいのかもしれないけど。それにきんときには生まれつきの持病があったらしい。その時初めて聞かされた。
Broooock
Broooock
きりやん
Broooock
きんときの部屋から見つかったらしい手紙を俺は開けた。どうやらきんときは自殺するつもりだったらしい。
きりやんへ これを読むときには俺は…いるのかな?俺ね自殺することにしたんだ。みんなには悪いけど。自殺する理由は仲が悪くなったからみたいなこともあったけどそれよりも俺が病気の苦しさに耐えきれなかったんだ。 みんなには言ってなかったけど俺には生まれつきの持病があって、最近になってとても悪化して、俺、長く生きれてもあと半年なんだってさ……その時までもみんなと喋れないのは嫌だから自分からタヒんだほうがマシだと思った。だから俺、1人で天国の旅に行くことにしたんだ。天国に行けるかは分からないけど。天国ではみんなと仲良くできるといいなって思ってる。急がなくていいから、これから出会うたくさんの幸せを経験して俺に話しに来てよ。待ってるね。 きんときより
そこから3時間、俺はその手紙を見続けた。
きりやん
ピッピッピッ
きんとき
きりやん
Broooock
きんとき
きりやん
きんとき
Broooock
きりやん
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
その時ニュースから流れてきた言葉は俺が一番聞きたくなかった言葉だった。
ニュース
きんとき
きんとき
Broooock
きんとき
きりやん
きんとき
きんとき
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
きりやん
きんとき
Broooock
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
Broooock
きんとき
きりやん
きりやん
きりやん
その後、警察がきてBroooockときんときを連れて行った。病院に帰って少し待ってると2人の死亡が確認されたと連絡が来た。
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
警察
きりやん
警察
そして差し出されたのはショートケーキだった。昔、みんなの誕生日に食べていたことを思い出した。
きりやん
警察
そのメモには
きりやんお誕生日おめでとう。これぐらいしかできないけど食えよ。 スマイル
思い出した。今日は2月5日…俺の誕生日…スマイルは…俺に……
きりやん
警察
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
Nakamu
きりやん
Nakamu
きりやん
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Broooock
きりやん
きりやん
Broooock
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
きんとき
シャークん
きりやん
きんとき
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
Broooock
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
ニュース
ニュース
やばい。何この駄作。めちゃくちゃタップ数も多いくせに終わり方雑。ごめんなさい。タップお疲れ様でした!そして
きりやんさんお誕生日おめでとうございます!!これからも応援してます
コメント
3件
涙でました… 言葉の使い方とかほんと凄いです…;;