ツーマンセルは障害持ち

ショッピに関しては精神的にもキツイだろう…

さっきから着いてきてはいるものの何処かぼーっとしてる

まじでショッピをこんなに悩ませるなんて1発でも殴らんと気がすまん((怒

何も、言い返せなかった

確かにワイはまだ殺し屋として未熟やし

まだまだ皆には追いつけない

でもシャオさんに会いたいっていう気持ちだけは誰よりもあったと思う

あの人はワイに光をくれた

未来をくれた

優しくしてくれた

寄り添ってくれた

そんな人を助けられない

お前は今の自分の状況が分かってるだろ

…あぁ、分かっとる

今のワイは…シャオさんに会うのが少し怖いんや

嫌われた、そう思うと会うのが怖くなる

憧れの人にそう思う自分が情けなくて

憧れの人…大切な人も助けられない

そんな自分が大嫌いだ

〜〜！！！

声が聞こえる、おじさんと…もう1人

聞き覚えのある声

そうだ、この声は

俺の家を、

俺の親を燃やした男の声

おじさんがあの男と話してるｯ

しかもあの男、片手に火…ｯ

おじさんと男が言い争ってる、男の方は怒りに満ち溢れたのか火を持ってる手を上にあげる

おじさんが、燃えた

な、んで…

トラウマが蘇る、炎

炎

炎

男が近づく、だけど俺は動けない

そして俺はあっという間に

捕まった

2人のためとはいえきつく当たってしまったことに今更後悔を覚える

そんなことを考えながら森の中を歩く

すると煙の匂いがした

嫌な予感がした

やから俺は煙の匂いがする方向へ走った

煙の匂いがする場所

そこには2人用のテント

散らかってる大量の毛布

もう火が消えてる焚き火の痕跡

そして

1人の焼き死体

そう、コネシマの言う通り

こいつはシャオロンよりも背が高い

だが必ずシャオロンはここにいた

確信した

なぜなら

あの日、2人から貰ったネックレスが落ちていたから

このネックレスは少し特別で裏にそれぞれの名前が彫ってある

このネックレスの裏を見るとやはりシャオロンと書かれていた

となると、

ｶﾞｻｯ

ｼｰﾝ…

過去に…燃やした、家庭…？

過去、生き残り…ｯ

シャオさん、の…親……

男の後ろから大量の人が出てくる

…ｼﾞｼﾞｯ、

了解、すぐ向かう