コメント
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こういう話に、実話っていうか、本当のことがあると、実際に涼ちゃんが抱え込んでそうで………もう心配です。笑顔がキモいと思うなら見なければいいじゃんね。その笑顔に救われた人もいるんだから
やっちゃ駄目ってわかっててもやっちゃうんだよね。それが自傷行為になっているのに気が付けなくて。やっぱ感情のコントロールは難しい。この作品大好き。
辛い… とにかく、辛い…
藤澤涼架side.
《ミセスに藤澤って人、居る?》
《え、大切なお知らせって涼ちゃん抜ける話じゃないの?》
《いちいちフェーズつければいいってもんじゃないぞww》
《ミセスは所詮大森ありきじゃん》
《世間はみんなどうせもとぱじゃんねぇ》
《笑顔がキモい》
みちゃ駄目ってわかってるのに
やっぱり見てしまう
家に帰って
手も洗わず、メイクも落とさずに
携帯でアンチを見るのは
ここ最近のルーティンになってしまっていた
今まで見てこなかっただけで
見ようと思えばいくらでも溢れる
僕に対する鋭いアンチ
世間はみんな大森元貴と若井滉斗を望んでいて
僕のことなんて望んでない
みんな僕を抜けることを望んでいて
抜けないでほしいって思ってる人なんて
ほとんどいない
お先が真っ暗すぎて逆に笑えてくる
僕がミセスにいる意味って何なんだろう
キーボードも上手く弾けない
会話も盛り上げることができない
ただ弱くて泣いてばかり
才能に溢れる二人に並んで歩くことができない
明らかなミセスの場違い者
それでも、ミセスにしがみついている意味は?
今まで考えてこようとしなかったその問いが
僕の足場をぐらぐら揺らす
駄目だ
こんなことを考えたら
またミセスを脱退したくなってしまう
______
お風呂で少し泣き、メイクを落とし
寝巻きに着替える
お腹は空いていないのでご飯は食べたい
作るのもめんどくさい
ソファに寝転がりながら携帯を眺める
溢れるくらいに殺到するDMは全部僕の悪口ばかり
慣れた
もう慣れたんだ
僕は
この誰からも必要とされない状況に
携帯を机にうつ伏せにしておく
目を閉じて思い出すのは
元貴と若井の楽しそうな笑顔
二人で喋っているとき、二人は心底楽しそうに笑う
そりゃそうか
幼馴染だもんね
気の合う友人同士で喋った方が楽しいもんね
求められないことだって、もう慣れっこだ
元貴のレコーディング中に飛んでくる叱責も
スタッフさんからの注意も
若井からのいじりも
何も感じない
前まで悲しいとか
思ってたけど
そんな気持ち全部消えて
もう全部無になる
悲しみも苦しみも何も感じない
ただぼんやり笑って
ぼんやり鍵盤を叩く
そんな日々が、最近毎日
寝巻きが捲れて汚い肌が露わになる
汚い瘡蓋ばかりの腕
昨日も傷を一個増やしたばかりで
瘡蓋とミミズ腫れが散らばっている
我ながら気持ち悪い腕だ
何となくカッターで腕を切れば
何となく気分が落ち着いて
何度も何度もカッターを握って
何度も何度も傷を増やす
チチチチ…と刃をだして
そのまま腕に滑り込ませれば
腕はぱっくり割れて
赤黒い血が溢れ出す
フローリングに散らばる赤い血
そのまま何度も何度も刃先を自分の腕に滑らせる
その度に皮膚が静かな悲鳴をあげて
静かに割れていく
割れた傷口は痛みを感じない
だけど大切なものが
ぽろぽろ零れ落ちていく気がした
こんにちは
最初に出てきたアンチは全部わたしが 見たことあるものです 最低ですよね、 藤澤さんの笑顔は気持ち悪くなんてありません。
♡と💬沢山ください
それではまた