おそ松
カラ松、お前は変わらなくていいよ
カラ松
……え?
おそ松
たまに空回りしてるし、痛いって言われてるけどさ。でもお前のそのまっすぐさ、案外大事なものなんだよ。誰かのためにかっこつけようって思ってるやつなんて、今どきいねぇよ
カラ松
(小さく息を吐く)……おそ松、それ、もっと早く言ってくれたら助かったんだけどな
おそ松
はは、遅かったか?
カラ松
いや……ちょっと救われた。ありがとな……
2人の間に、いつもとは違う、少しだけ大人びた静けさが漂っていた
やっぱり、長男は”俺“しか務まんない
おそ松
俺、いい兄ちゃんだよな!カラ松、
カラ松
……あぁ!
カラ松の目から再び涙が溢れ出た







