モブ子
みんな!やっほー!!
モブ子
モブ子だよ!!
モブ子
こんなふうに見えて実は
モブ子
腐女子やってま〜す😜
モブ子
鋭い洞察量...
モブ子
華麗なる見た目...
モブ子
男共をくっつける
モブ子
根気
モブ子
やる気
モブ子
元気!!
モブ子
この女最強である...
モブ子
おー!きたきた
モブ子
こっちこっち!瑠郁飛!!
瑠郁飛
はろはろー
モブ子
(その時モブ子の観察力で
何かに気づいた...!!)
何かに気づいた...!!)
モブ子
瑠郁飛、くまできてるよ
ちゃんと寝れたん?
ちゃんと寝れたん?
瑠郁飛
それが昨日寝れんくて...
モブ子
どうしたんよ
瑠郁飛
それを相談しに来た
モブ子
(え、これ、亜木くんが
寝かせてくれな〜い💓
的なパターン?!!)
寝かせてくれな〜い💓
的なパターン?!!)
瑠郁飛
瑠郁飛
何ニヤニヤしてんだよ
モブ子
あぁ、表情筋が緩んでたみたい
瑠郁飛
いやあからさまに分かるわ
モブ子
んで、どーしたのよ。
眠れないぐらいの相談事って
眠れないぐらいの相談事って
瑠郁飛
モブ子は、ずっと友達と思ってた奴から
告白されたらどーする?
告白されたらどーする?
モブ子
(再びモブ子は鋭い察し能力で
何かを察した...!)
何かを察した...!)
モブ子
(これ昨日居酒屋で持ち帰った
亜木から告白されたパターンしか
無くない?!!)
亜木から告白されたパターンしか
無くない?!!)
瑠郁飛
瑠郁飛
おい、何ニヤニヤしてんだよ
モブ子
あぁ、悪い悪い表情筋鍛えてた
瑠郁飛
いやいや今やる事じゃねーだろ
瑠郁飛
てかどちらかと言うと緩んでね?!!
モブ子
別に告白されて嫌悪感感じなかったら付き合ってみるのもありだと思うけどね〜
瑠郁飛
まじかよ
瑠郁飛は気付いているのだろうか 自分の耳が真っ赤に 染まってしまってる事を。
瑠郁飛
あ、わりぃ、電話だ。
モブ子
ん、待ってる待ってる
瑠郁飛
亜木からか...
瑠郁飛
もしもしどーした?
亜木
大好き
瑠郁飛
へぁ?!!
幸い周りには誰も居なかった
瑠郁飛
何してくれるんだよ
亜木
今何してんのかなって思って
瑠郁飛
女の子とデート
亜木
亜木
そういうとこだぞ
瑠郁飛
今撮影中?
亜木
あぁ。昨日...
瑠郁飛
っ...
瑠郁飛
(昨日って言葉を聞くだけで胸がドキドキして表情筋が緩む。
周りから見たらひでぇ顔なんだろうな。)
周りから見たらひでぇ顔なんだろうな。)
亜木
丁度昨日読んだ台本のシーン
瑠郁飛
は、なに、
嫉妬させようとでも思ってんの?
瑠郁飛は嫉妬なんてしてないです
嫉妬させようとでも思ってんの?
瑠郁飛は嫉妬なんてしてないです
亜木
いつ嫉妬させたいって言った
瑠郁飛
瑠郁飛くんレベルになってくると
分かるんですよぉ
分かるんですよぉ
亜木
そろそろ撮影に戻んないと。
瑠郁飛
おう
亜木
じゃあなハニー
瑠郁飛
は?!!
亜木
通話
03:09
瑠郁飛
(この男は平気顔で
こういう事をしてくる。)
こういう事をしてくる。)
瑠郁飛
っべ、しっかりしねぇと!!
瑠郁飛は気づいていた。 亜木と電話してドキドキする自分の胸に しかしそれが恋なのだと知るのは まだ後のお話。