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迷子の吸血鬼

第1話 - 普通になれない

1,134

2024年04月29日

#太中

#文スト腐

#吸血鬼パロ

𝑅𝑢𝑛𝑎໒꒱ 𓏸*˚

𝑅𝑢𝑛𝑎

こんにちは！

𝑅𝑢𝑛𝑎

新シリーズを出します！

𝑅𝑢𝑛𝑎

題名は

『迷子の吸血鬼』

𝑅𝑢𝑛𝑎

です！

𝑅𝑢𝑛𝑎

その名の通り吸血鬼パロとなっております

𝑅𝑢𝑛𝑎

Rはなしの予定です！

𝑅𝑢𝑛𝑎

そして今回はなんとなんと！

𝑅𝑢𝑛𝑎

表紙絵にeggroll☆様のイラストを使用させて頂いています！

𝑅𝑢𝑛𝑎

神イラストですよね！

𝑅𝑢𝑛𝑎

許可して頂いて本当に感謝です...

𝑅𝑢𝑛𝑎

これは完結させなくては...さ、させたい

𝑅𝑢𝑛𝑎

それでは早速1話へLet's go！

‎ ‎ ꒰ 注意 ꒱ BL(太中) 吸血鬼パロ

森

じゃあ、次で最後ね

森

ちょっと待っててね、中也くん

中也

はい

これで、これが出来れば俺も......

中也

(ｷﾞｭ(手を握りしめる)

紅葉

緊張しておるのか、？

中也

(ﾊｯ

中也

い、いえ

中也

大丈夫、です...

そうだ、大丈夫

俺だって皆と同じ吸血鬼なんだから

皆と、同じ...

紅葉

......

ガチャ

中也

(ﾋﾞｸｯ

森

遅くなってごめんね〜

中也

ぁ、い────

...え？

森

いやぁ、この子が中々捕まってくれなくてね〜

森

私の事嫌いなのかなぁ(しくしく

森さんが手に持っているのは、予想していた何時もの瓶とは違っていて硬直する

白くてふわふわで、森さんが撫でているのは...

中也

う、兎？？

森

そうそう、真っ白な毛並みが雪みたいだろう？だから、私がゆきって名付けて日々丁寧に優しく育てて居るのに…

森

なんで懐いてくれないんだろうね......

中也

......えっと...何で兎を......？

中也

何時もの、その......瓶に入ったものでは......

森

実はこの間その瓶が割れてしまってね

森

その代わりになってもらおうとこの子を連れてきたんだよ

森

丁度いいタイミングで兎を飼ってて良かった

代わり......

森

中也くんがトレーニングに成功しないのはもしかしたら見た目の問題かもしれないと思っていたし

見た目......

中也

(ﾊｯ

中也

そ、それって...

それはつまり、この兎に......ｯ

森

この兎の血を吸ってごらん

中也

ｯｯ

森

大丈夫。生きてるけど気絶させてるし、暴れられることは無いはずだよ

気絶...暴れられない......

......大丈夫

中也

...

白い、ふわふわに歯を...

少し貰うだけ

少し、だけ

中也

......

生きるためだ

『生きてるけど...』

生きてる

だいじょう、ぶ？

中也

...ｯは、っ

中也

............む、りです.........

生きてる

生きてるんだ、この兎は

俺と同じで生きてて......！

中也

無理です......無理、です

中也

俺には、できないっ......

森

......そう

中也

ｯごめ、んなさい...

中也

何時も協力して貰っているのに......

森

ふ、

森

そんなに怯える事ではないよ

森

中也くんは良く頑張っている(なでなで

中也

ｯｯ

森さんは優しい

何時も失敗しているのに優しくしてくれる

その優しさに答えられない自分が嫌で、でもどうしようも出来なくて

その優しさが、痛い

出来ない自分を認めて貰っている事に感謝するべきなのに

他の皆と違う事を突き付けられている様な気がするから

森

まだまだ時間は沢山ある

森

段々慣れて行ければいいさ

中也

...はい

森

じゃあ何時もの薬だね

森

はい

中也

ありがとう、ございます

森

何時も言ってるから分かってると思うけど1日の使用料はちゃんと守ること！

森

1粒だけだからね

中也

はい

受け取った薬がずっしり重く感じられた

森

じゃあまた次の検診で

中也

ありがとうございました

俺は吸血鬼だ

でも、吸血鬼が生きていくための吸血が出来ない

ガチャ

中也

お待たせしました

診察室から出ていた姐さんに声を掛けた

姐さんには毎回のこの定期検診に連れて行ってもらっている

周りの人にお世話になりっぱなしで申し訳ない

だから早くこの体質を何とかしなきゃいけないのに、今日もまた失敗の経歴を積み重ねた

一体何時になれば"普通"になれるのかな

紅葉

！

紅葉

終わったか

中也

はい

紅葉

......

...？どうしたんだろう

何時もなら直ぐに帰ろうと言うのに

中也

姐さん、？

紅葉

...すまないの、中也

紅葉

悪いが先に帰っていてはくれぬかえ？

中也

先に、？

中也

1人でですか？

紅葉

そうじゃ。まだ外は暗いし安全だしの

中也

...何か、用事が？

紅葉

少し鴎外殿と話があっての

紅葉

遅くなりそうなんじゃ

...1人、か

正直言って道を間違えないか不安だけど......

何度も通ってるし、多分大丈夫だよな？

それにこれ以上────

中也

分かりました

中也

では先に帰ってますね

紅葉

おお、そうしてくれるか

紅葉

ありがとの

中也

また家で

紅葉

じゃあの

しんとしてるな...静かだ

まだ真っ暗だし日が昇るまでには帰れそうだ

日の光に当たると色々大変だからな...

中也

えっと、確かここを曲がる......

それにしても、誰ともすれ違わないな...

まぁ真夜中だから、なのか？

周りは木で道っぽくない道だし...

中也

...ってあれ、次どっちだ？

右を向いても左を向いても同じような木が...

姐さんどうやって見分けて......？

中也

うーん...

中也

最初はこぶがある木を曲がるんだったか、？

･･･

中也

...まだ抜けられねぇ......

さっきから同じような木ばっかだし......

適当に歩いてたから何処から来たのかもわかんないし...

最初の位置に戻ってきてるような、そうじゃないような...

もしかして、いや、もしかしなくても......

中也

迷った...？

せめてこういう所では迷惑にならないようにって思ってたのに...

中也

家に帰れもしないとか......

ホント、俺って何も出来な─────

ピカッ

中也

ｯ！？

中也

ﾊﾞｯ(上見る)

あれ、まだ暗い

ってことはこの光は...

？？？

ここにも無いか......

？？？

...ん、？

パチッ

中也

ｯ(ﾋﾞｸｯ

？？？

子供、？

中也

ぁ、えと...

に、ニンゲン、だよな

こんなとこで何して......

？？？

あ、ごめん。怖がらせるつもりはなかったんだけど

？？？

もしかして、迷子？

中也

...っ

ニンゲン

襲うべき、相手、なのに......

？？？

、？

？？？

あ、そう言えば名乗ってなかったね

？？？

私は大宰治。ここの近くの神社で働いてる神職だよ

大宰

ここで話すのもなんだし、取り敢えず神社行かない？

𝑅𝑢𝑛𝑎

見てくれてありがとうございますっ！

𝑅𝑢𝑛𝑎

そして今日は何と中也の誕生日です！

𝑅𝑢𝑛𝑎

中也誕生日おめでとぉぉぉお！！

𝑅𝑢𝑛𝑎

推しと同じ誕生月が嬉しすぎて今もにやにやが止まらん(*ФωФ)ﾌﾌﾌ…

𝑅𝑢𝑛𝑎

本当は別でお話を書こうとしてたのですが、間に合わねぇという事でここでのお祝いになってしまいました...

𝑅𝑢𝑛𝑎

ごめんよ、中也

𝑅𝑢𝑛𝑎

そのお話は多分5月中旬ぐらいに出します

𝑅𝑢𝑛𝑎

相当間に合ってないのよね、泣くわ

𝑅𝑢𝑛𝑎

来年は絶対に誕生日に間に合わせるっ！！

𝑅𝑢𝑛𝑎

本当にお誕生日おめでとう！！

𝑅𝑢𝑛𝑎

ではでは

迷子の吸血鬼

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8件

ねぇ、何でこんなに面白い作品が書けるんですかｱｱｧｧｧｧｧｧｧｧｱｱｱ！！！？？もうっ、マジでｯｯ、ヤバい！どうなってんの！？今日、寝る前の妄想が桁違いに膨らむ事が決定しているのだが？いやさぁ、本当にルナちゃんが書く太中とかパロディ好きなんだけど！！その想像力どっから湧いてくんの！？ていうか文章力も凄すぎ！！✨ よし、本を書きましょう作りましょう！買います！倍の値段で買います！！

𝑅𝑢𝑛𝑎໒꒱ 𓏸*˚

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