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みずもち@テスト期間浮上停止中
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#ゆあんくん
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#消えゆく俺は、天使と共に別れを告げるの追加物語
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うり
手元にある大きな買い物袋をいくつか網棚の上に乗せ、俺ーーうりは座席に深く腰掛けた
袋の隙間から覗くのは、カラフルピーチのメンバー全員でお揃いにするために買ったキーホルダー
みんなの喜ぶ顔を想像すると、自然と口元が緩んでしまう
うり
うり
ガタゴトと規則正しく揺れる電車の音
いつも通りの、なんてことない夕暮れの帰路
誰もが自分のスマートフォンを見つめたり、居眠りをしたりしている、退屈で平和な日常の光景がそこにはあった
――しかし、その平穏は突如として引き裂かれる
ガタガタガタガタ!!
乗客
乗客
隣の席の乗客が不穏に呟いた、その瞬間
キィィィィィン!! と耳を突き刺すような、金属同士が激しく擦れ合う異音が車内に響き渡った
乗客
乗客
乗客
激しい揺れに車内が大きく傾く
しかし、電車は止まらない
それどころか、時速100キロ近い猛スピードを保ったまま、駅のホームを次々と恐ろしい速さで通過していく
窓の外の景色が、ぐにゃりと歪んで後ろへと流れていった
乗客
乗客
悲鳴を上げる乗客たち
車内が一気にパニックに染まっていく中、天井のスピーカーがプツリと音を立てて繋がった
テロ犯
冷酷で、人間味の感じられないテロ犯の声が車内に響き渡る
テロ犯
テロ犯
テロ犯
冷や汗が俺の頬を伝う
うり
うり
テロ犯の言葉は、それだけでは終わらなかった
さらに絶望的な事実を突きつける
テロ犯
テロ犯
テロ犯
乗客
乗客
乗客たちの悲鳴がさらに跳ね上がる
我先にと開かないドアを叩き、パニックになりながら逃げ惑う人々の波
車内は一瞬にして地獄絵図へと変わっていく
うり
うり
俺は強く唇を噛み締めると、網棚からみんなへのキーホルダーが入ったバッグを掴み、背中に強く背負い直した
誰も動けないなら、俺が動くしかない
うり
うり
周りの反対の声を振り切り、俺は一人、泣き叫び逃げ惑う人々の波をかき分けて歩き出した
どこかにある爆弾を探すために
うり
引き返すことのできない暴走する密室の中で、俺は奥の車両へと足を踏み入れた