青
提出期限が明日の課題を取りに 下校時間がとっくに過ぎている校舎を走る
ーーーー!
青
目的の教室から声が聞こえる
入るのは流石に気まずいから 教室の外から声を聞くことにした
青
そういう罪悪感を抱きながらも、 教室から聞こえる声を聞いた
私…私…ッ!
ずっと前から桃くんのことが好きでした!
だから…付き合ってください…!
青
桃
桃
青
僕は周りの音なんか気にせず廊下を走った
逃げてしまったんだ、彼の返答を
Yes か No かも分からないが、 きっと2人は付き合ったに決まってる
僕は桃くんが好きだった、恋愛的に
なんだかんだ10年以上片思いしてるこの気持ちが 伝えられずにこの恋は終わるんだ_。
青
あれから僕は家に帰り、自分の部屋に籠った
だが、一睡も出来ずに夜が明けてしまった
失恋ってこんなに辛いんだな…
青
ダメだ、泣くな
あの時、桃くんの返事を僕は聞かなかった
50%の確率で僕にもチャンスがある
そう考えて、この気持ちを抑えた
そんなことを考えていると、誰かが僕の肩を叩いた
青
桃
いつも通り、笑顔で挨拶をしてくれる
青
桃
青
桃
青
青
桃
嘘だ
君のことを考えてたら朝が明けたなんて、 言えるわけないじゃんか
もう僕を、
青
青
でも、
…そう、無理しないでね
あの顔を忘れるのは、少し時間がかかりそう
放課後
桃
青
桃
青
桃
青
青
青
ギュッ
青
突然、全身に温もりを感じた
この感覚、なんか懐かしい感じ
いつぶりだろ、誰かにハグされたのは
桃
桃
青
桃
青
いつもの優しい声色の彼じゃない、 鋭くて、低く重たい声…
桃
青
僕達は親同士の仲が良く 産まれた時から一緒にいる。
僕は小学校高学年の頃に、この気持ちに気づいた
この気持ちは、親にも、桃くんにも、 誰にも言えていない
青
桃
青宅
青
桃
桃
青
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
やっぱり、桃くんは優しいな…
こんな彼に僕なんかが、 この気持ちを伝えていいのか
青
青
桃
青
桃
青
青
青
桃
青
青
桃
桃
青
桃
青
桃くんの好きな人か、
桃くんの選んだ人だもん、 きっと素敵な人なんだろうな
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
青
青
青
青
青
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
…聞けば聞くほど、僕には程遠い事が分かってきた
桃
もう、僕の恋は終わりに近ずいてる
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
桃
青
何言ってんのか内容が全然聞こえない
耳が聞くことを拒否してる
桃
青
青
桃
桃
嫌ッ…聞きたくないよ…ッ
桃
青
桃
桃
青
青
桃
桃
桃
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
絶対に叶わないと思ってた恋が、今叶いました
コメント
5件
あ の ~ 、 が ち で こ う い う 単 に 「 付 き 合 っ て く だ さ い 」 っ て の じ ゃ な く て(?)遠 回 し な や つ め っ ち ゃ 好 き で す ... 。 そ れ を 思 い 付 く 香 織 さ ん も め っ ち ゃ 好 き で す .. !!((
凄かったですはい もう最高すぎでしたぁぁぁぁ!!! これからも応援してます!