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撮影が終わった頃には夜になっていた。めておらは会議が既に終わっていて誰もいなかった。安心してそそくさと会社を出た。 電車を乗り、家の近くまで来た時だった。 黒紫の炎が目の前にブワッと現れた。炎が無くなったと思えば、心音がいた。
心音
あっきぃ
あっきぃ
今ので確信した。心音は人間じゃない。
心音
心音
あっきぃ
心音
心音
あっきぃ
心音
俺が怒ってみせると、心音は申し訳無さそうに俯いた。
心音
あっきぃ
あっきぃ
心音
心音の体から黒いモヤみたいな物が出ている。
心音
あっきぃ
意味が分からなくて思わずそう言ってしまったが、人ではないとすれば寿命なんて関係ないのではないか? 俺と、永遠に生きたいってこと? どういうこと?
あっきぃ
心音
心音
心音
俺は心音の言葉が怖くて震え上がっていた。 何が「今まで出会った人間の中で一番おもしろかった」だよ。怖すぎだろ。
心音
心音の顔にある謎の模様が更に恐怖を企てている。力を使っている時に出るのだろうか。
心音
心音
低い声で真顔で言われ、俺は息を飲んだ。怒りたかったけど、怖くて頷くしかなかった。 すると、心音はニコッと笑った。
心音
無邪気な笑顔でそう言いかけて、心音は固まった。
心音
心音
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
俺はそう言いながら心音の胸ぐらを掴んだ。
心音
心音
あっきぃ
心音は俺の手を離し、炎と共に消えた。
あっきぃ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷーのすけからのメッセージに血の気が引いていく感覚がした。やっぱり勘づかれるよな。
あっきぃ
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
誤魔化したい。でも誤魔化せない。
あっきぃ
あっきぃ
本当は全て話してしまいたい。心音に対しての恐怖心を。憎しみを。話して楽になりたい。 きっと、そんなことしたら心音が殺しに来る。
ぷりっつ
あっきぃ
あっきぃ
ぷりっつ
ぷりっつ
俺はその通知を見て息が止まった。 心音に見られている……!?そう思って俺は周囲を見渡したが何も無かった。 俺は心音のトーク画面を開いた。
心音
心音
怖くてなんて返信すればいいか分からない。心音は俺を監視してたってこと?どこで?どうやって? 怖い怖い怖い……!震えが止まらない。 心音が得体の知れないものだと分かってから、不仲とかガン無視で、とにかく怖い。吐き気がするほど怖い。
心音
心音
心音
心を読み取る能力!?信じられないけど、得体の知れない心音なら本当に容易く出来そう。 ということは、俺が心音に対して怖いと思っているのがバレているってこと?
心音
俺の心の声に対して返事が来て震え上がった。
心音
心音
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
心音
心音
心音
あっきぃ
俺はスマホの電源を切り、慌てて布団の中に入った。震えが止まらない。 心音は本当に何者何だ?怖くて怖くて堪らない。