鬼殺隊の彼女、東リべの世界に転生したって！《完結》

その日、私は帰る時も帰った後も

｢嘘をつかれた｣

その事実から目を逸らすことが できずに泣いていた

それが小さい時のお話

後は、止められたものの鬼殺隊に入るためにひたすら稽古して

私は火の呼吸は合わないと分かり、 鱗滝さんの家へ招かれ

無事鬼殺隊に入隊

入って月日が経ち柱へ昇格

任務の時の記憶は¨ない¨が下弦の鬼を 倒した成果によるものらしい

しかしここで問題が起きた

柱に入り、交流する人がほぼ確定となって

｢柱の人は守らなければ ならない¨大切¨な人｣

あまり深く関わりを持とうと 思ってはいなかったのに

私の認識は無意識にそうなっていた

それに加え、大切な継子も増えた

｢守る｣

｢死なせない｣

言葉にするのは簡単で

行動するのは難しくて

｢鬼を倒してみんなで生き残る｣

そんな夢はあっさりと崩れ去っていった

私を助けてくれた槙寿郎さんの妻

瑠火さんも死んだという噂を聞いて

煉獄家に行ってみると

気力を失った槙寿郎さんがいて

そのまた数年後に杏寿郎さんも死んで

柱が1人、

また1人死んでいった

そして私は思い出した

葬式でのあの言葉

｢死神｣

それは私のことを言ってたんだな

それを時間が経つにつれて自覚していった

私に

生きる価値はあるのだろうか？

だから

あの日、

無惨決戦の日

私は

事故死に見せかけた

自殺をした