莉奈
はぁ、なんか緊張するなぁー
莉奈
(私は自分の席に座りながら呟いた)
莉奈
(ふと、天井を見上げるとバレーボールが挟まっていた)
莉奈
(体育館あるあるだなぁー)
莉奈
(そんなことを思いながら、私は緊張を弱めていった)
洸夜
お!莉奈、お前3組か!
莉奈
洸くん!久しぶりー
莉奈
(洸夜と会うのは二週間ぶりだ)
洸夜
俺4組だぜー
洸夜
あーあ、俺も3組がよかった…
莉奈
?なんで??
洸夜
それは、おまえがいるから……
莉奈
えっ?
洸夜
なんでもねーよ!
莉奈
(洸夜は自分の席に走っていってしまった)
莉奈
って言っても、通路挟んだ隣じゃん!
洸夜
ふんっ
莉奈
まったく…素直じゃないんだから…
莉奈
(それにしても、怜君まだかな?)
根雪
りぃぃいなぁぁあ!!!
莉奈
?!
莉奈
(その声とともに体全体が衝撃を受けた)
莉奈
もう根雪!飛びついて来ないでよ!
根雪
ごめんごめん!
根雪
同じクラスだったから嬉しくて
莉奈
え!!
根雪
え?!
根雪
まさか気付いてなかったの?!
莉奈
えーっと……あはは…
根雪
莉奈のバカァ!!
根雪
どうせ、怜君と同じだからって……!!
莉奈
わーわーわー!!!
莉奈
根雪!シィィィっー!!
根雪
おっと!ごめん!
根雪
あっ!怜君来たんじゃない?
莉奈
え!どこどこ!!
莉奈
(そんなことを言いながら私たちは後ろを向いて怜君を探し始めた)
見て頂き有難うございました
次回も楽しみに!