桃
蝉の声が響く中 、 俺はお墓に水をかけた
桃
まろは突然病気で亡くなった
青
桃
桃
青
青
あの時の事がずっと頭に 残ってる 。
俺は信じられなかった 、 まろが死ぬなんて
だけどまろは 、 もっと辛かったんだよね
桃
俺はお酒をお墓に置いて 手を会わせた
今までの思い出が蘇ってくる
全部夢だったら良かったのに。
そう何回も思った 、 いや 思いたかった 。
俺も早く 、皆みたいに 立ち直らなきゃ 、
そんな事を考えながら 一つ 、いつの日かの出来事を思い返した
青
青
青
桃
青
まろは溜息を吐き 俺の頬を抓った
桃
桃
青
青
青
青
青
あの時は純粋に嬉しかった まろにかけられた言葉全てが
桃
服の裾で涙を拭って 俺は立ち上がった
桃
青
桃
頭の中でまろの声が聞こえる
… いや 、きっと居るのかな 。 だったら 、
桃
青
END ,
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なみだでた
おひさ((