轟 健二
加藤 恭子
加藤 恭子
轟 健二
山田 隆夫
あら、刑事さん。どうかなされましたの?
山田 隆夫
山田に声を掛けて来たのは、金髪で右手の人差し指にダイヤの指輪を付けた女性だった。
山田はその女性を”佐藤”と言った。
山田 隆夫
山田が轟達の事情などを説明していると、その後ろで轟と加藤はコソコソ話をしていた。
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
と、轟さんって、時々、ドキッとする事を言うんですから!
佐藤 綾香
山田 隆夫
佐藤 綾香
佐藤 綾香
佐藤はそれだけ言うと屋敷の中に戻ってしまった。
轟 健二
山田 隆夫
加藤 恭子
轟 健二
山田 隆夫
3人は死体発見場所に向かう為、再度、車に乗り込んだ。
???
???
死体発見場所付近
山田 隆夫
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
山田 隆夫
3人は車から降り、すぐ側の崖を降った。
轟 健二
轟 健二
山田 隆夫
轟 健二
山田 隆夫
加藤 恭子
轟 健二
轟 健二
ちなみに、作者の実話だ。
山田 隆夫
加藤 恭子
山田が何かを言おうとしていると、加藤が足を滑らし、崖の下に落ちようとしていた!
轟 健二
轟は咄嗟に、今にも落下しそうな加藤を抱き締め、そのまま崖を滑って行った!
山田 隆夫
2人はそのまま、数10m滑って行くと、途中の1本の木に轟の背中が追突し、止まった。
轟 健二
轟は勢い良く背中が木に衝突したせいで一瞬息が出来なくなっていた。
轟 健二
轟 健二
何とか、呼吸が落ち着いた轟は加藤の怪我の有無を確認していた。
すると、そこで気絶していた加藤が目を覚ました。
加藤 恭子
加藤 恭子
轟 健二
加藤 恭子
加藤 恭子
今度は加藤が轟の怪我の有無を確認した。
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
轟は加藤を落ち着かせる為、頭を優しく撫でながら、軽く抱き締めた。
加藤 恭子
轟 健二
轟 健二
と言っても、俺も恭子って言ってたから、おあいこか。
加藤 恭子
加藤は涙を浮かべながら、轟の胸を叩いた。
山田 隆夫
そこに、急いで降りてきた山田が到着した。
轟 健二
山田 隆夫
山田 隆夫
轟 健二
山田 隆夫
轟 健二
山田 隆夫
轟 健二
ギクッ
轟 健二
山田 隆夫
山田 隆夫
山田はそう言うと、回れ右をした。
加藤 恭子
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
轟は加藤の手を握り、山田の後に着いて行った。
あっ、轟さん、久しぶりに手を握ってくれた。
この時、加藤は気づいていなかったが、轟の顔は、少し赤かった。
第3話に続く