紬〝が〟死んだ。
今朝、母さんからそれを伝えられて。
琴乃と遥馬にも伝えて。
琴乃と遥馬と合流して、紬の病院に行った。
病室のベッドで永遠の眠りについた、紬の姿。
「また一人、いなくなった」
一人ずつ、俺の前から姿を消す。
不思議と、涙はでなかった。
俺の中の[何か]が消えた。
ただ、それだけの事だ。
夕方の街。
昔だったら、ここら辺で「また明日!」って別れたりしたっけ。
遠くで、子供の笑い声がする。
ユウト
そんな事を思いながら、俺は歩く。
どこへ向かうのか、自分でも分からない。
前へ、前へと進む足。
たどり着いたその場所は、 神社 だった。
ユウト
幼い頃、皆で良く行っていた神社。
いつの間にか、行かなくなっていたけれど。
ユウト
ぼそ、と独り言を呟く。
……ああ、本当に懐かしい。
昔は、皆で笑いあって楽しかったな。
ユウト
ユウト
ユウト
ユウト
ユウト
ユウト
ユウト
ユウト
コメント
16件
ねえ紬 …………… ? ? (^ω^) 誰が4んでいいって言ったの ? (^ω^) え 、4ねっていつ言ったっけ ? 言ってないのに4ぬなぁぁぁ ! ! ! え …… ? ( 情緒不安定 )←
…なんだよ(´;ω;`)ナクゾオラ(( 世界は残酷だぁぁあ!! こんなに凄いの作れる雪ちゃん神