# 最強、やめました＿＿。

此奴はそうにやにやしながらブツブツ言ってる

気味が悪いやつだ

前回はあんなに必死に聞き出そうとしてたのに…

どうして…？

この質問をしに来たんじゃ…？

ただ、今話せる時間も限られいるので

話が変わらないように俺は話し続ける、

そうだ。

俺も禁断魔法を使っている

最強から逃げるにはこれしか無かったから…

いい案だろ？とでも言うように此方を見つめる

またもや挙動不審なぼんさん

この人嘘つくの苦手そうだな…

ま、また気づいてない振りをするんだけどね

きーんこーんかーんこーん

皆で教室に向か＿＿＿＿

わなかった。

俺はこの場から動かず、 此奴と2人きりになるチャンスを伺った

がちゃっと屋上の扉が閉まる音がし、

2人の魔力が遠くへと離れていった

ここにいないことを確認し、此奴に尋ねる

彼は俺の肩に手をおき、耳元で小さな声で言った

そう、此方を見ずにそのまま去っていった

〝親しい人〟

そう言って思いつくのは…ぼんさんとまろくん

彼奴が2人がいる場所では言わなかったことを見るに

その2人のどっちか…又は 2人とものことを指しているのはほぼ確定だろう

俺は昔仲の良かったあの子を思い出す

いつの間にか俺の前に現れて、消えていった子

そう呟き、俺も教室へと向かった

どこかの森の中で、男が呟く

‘’ おんりー様 ”

その男は大きな風と共に この森のどこかへ消えていった

重要なお知らせあり！！

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡ ×1600