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るぅと
るぅとがドヤ顔で差し出したのは、ころんのスマホに強制インストールされた謎のアプリ。
画面には、3Dモデル化されたさとみが、瞳のハイライトを消した「ガチモード」で鎮座していた。
ころん
ころん
ころんが戦慄する中、本物のさとみはAIの出来栄えに満足げに頷いた。
さとみ
AIサトミの性能は恐怖を通り越していた。
ころんが水を飲めば、スマホから
AIサトミ
と通知が飛ぶ。
さらに、ころんが莉犬のSNSに「いいね」を押そうとすると、
画面が真っ赤に発光し
AIサトミ
とAIサトミが強制介入。
ころん
そこへ、ジェルが
ジェル
と近づいてきた。
その瞬間、ころんのポケットのスマホと、本物のさとみが同時に叫んだ。
AIサトミ
さとみ
ころん
ジェルは
ジェル
と引き気味に退散。
るぅと
とメモを取るるぅとの横で、さとみはAIに嫉妬し始めた。
さとみ
さとみ
ころん
結局、スマホの中のAIサトミと、現実の重たいさとみくんに挟まれ、24時間360度「好きだ」「俺のものだ」「真空パック(デジタル版)」を浴びせられ続け、
ついにころんの脳内予測変換までがさとみ色に染まってしまうのでした。