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バタン 、 と 大きな音を立てて 扉を閉めた
そして 、 気が抜けたかのように ずるずると 扉にもたれかかりながら 座っていく 。
別に いじめ とか 大きなことがあった訳では無い
ただ 、
僕が弱かっただけ 。
小さい頃から 心 … って言うのかな 、
精神面 、?
そーゆうの 、 強くなかった
いや 、 弱すぎた んだ
小学 3年 か 、 4年 くらい の頃
校門前で足がすくんだ
学校に行きたくない 、 だとか …
そんな感じのはずっと 前からあった 。
だけど 、皆 行きたくない 等 言っていたから それが 普通なのだと思っていた
だけど 、 この日から
僕の 心 が完全に拒否しだしたんだ
笑い声が 怖い
何か僕に 対して の 悪口かもしれない
そう 、 思ってしまうようになった
でも 、
初兎 ちゃんには 悟られないようにしていた
こんな 弱虫 の 弟 って 思われたくないだろうから
そんな 見せかけ だけの 思いとは裏腹に 、 僕の 心は完全に 閉ざしてしまった
両親は 、 引きづってでも 僕を 学校に行かせようとした
たくさん 泣いた
行きたくない 、 と 。
結果 両親は 僕のことを見放して 、
初兎 ちゃんだけに 構うようになった
そしたら
沢山心配された
初兎ちゃんから
クラスメイトから
でも 、 どれも 嘘にしか 聞こえなくて
だからって 義務教育 を サボっているのには 罪悪感があって
少しでも 、 行こうと思って
小学校6年の頃 、 久しぶりに 学校に 行ったんだ
そのとき 見たのは
大切な弟が 、 僕のせいで傷つけられてる 場面 だった 。