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無限城だと思ってね
美夢
あ…ハッ
バッ！
バッ！
美夢はすぐに正座の姿勢になり 頭を下げた
無惨
頭を上げろ下げなくてよい
美夢
はい
無惨
ところで貴様に聞きたいことがある
美夢
私は貴様ではありません！
美夢と申します！
美夢と申します！
無惨
ほぅ…美夢か
美夢
あ…聞きたいこととは何ですか？
無惨
き…美夢は何処から来た？
美夢
え…？
無惨
聞こえなかったのか？
何処から来たと言っている
何処から来たと言っている
美夢
……
美夢
(どうしようどうしよう！え…これ普通に正直に言った方がいい感じ？でも信じてもらえるか分からない)
無惨
早く答えろ
美夢
ビクッ！
(でも…1人くらいは理解者がいてくれた方がのちのち楽そう…かな…)
(でも…1人くらいは理解者がいてくれた方がのちのち楽そう…かな…)
美夢
私は…み
未来から来ました！
未来から来ました！
無惨
ほぅ…
美夢
はい！信じてくれないと思いますが、本当に未来から来たんです！
美夢
未来では貴方たちはアニメというものになっていて、それで凄く有名なんですよ！
無惨
…知っていたぞ
美夢
え？…
無惨
私は貴様の全てを調べさせてもらった
美夢
…え
無惨
だが…貴様の家族の情報も住んでいた場所の情報も何一つ無かったのだ
美夢
あ…と…
美夢
(何て言えば…)
無惨
そこで私は…もしかしたらと思ってな
美夢
ポロポロ
え…
え…
気づいたら何故か私は泣いていた
美夢
す…すみません！
すぐに涙ひっこませますから！
すぐに涙ひっこませますから！
無惨
ふふ…面白いやつだ
まずは、
まずは、
無惨
そなたの居た世界について詳しく聞かせてくれないか？
美夢
(あれ？無惨ってこんな感じだっけ？)
美夢
まぁいっか
無惨
何1人でぶつぶつ言っている
早く言え
早く言え
美夢
はい！
そして私は色々説明をした
無惨
空を飛べる乗り物…
遠くに居ても会話できる…
本当に言っているのか？
遠くに居ても会話できる…
本当に言っているのか？
美夢
はい！
無惨
面白い…私は美夢を気に入った
美夢
え？
無惨
美夢…1つ提案がある
美夢
はい、何でしょう？
無惨
未来への戻り方が分からない、しかも記憶も無くなっているのだろ？
美夢
はい…そうなんですよね
無惨
なら、鬼になって魘夢と共に戦うのはどうだ？
美夢
え？
無惨
美夢を鬼にしてやる
美夢
(でも、本当にいいのかな？)
美夢
(魘夢のためなら！)
無惨
どうだ？
美夢
はい！
鬼になります！
鬼になります！
無惨
美夢に俺の血を与えてやる少し多めに
美夢
え？(血？)
グサッ！
美夢
あ…ガッ！
美夢
(何これ…痙攣がヤバい)
美夢
……(o_ _)o パタッ
無惨
気絶程度ですんだか…なるほど
無惨
鳴女、私は少し用事がある
こいつが起きたら鬼についての説明をしておけ
こいつが起きたら鬼についての説明をしておけ
鳴女
はい…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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