ストーカー

私達二人は給食で出たとうもろこしをいくつか残し、植えて育てていた。

そしてさくらんぼの種も育て始めた。

キャッチした後、5階へ行き、反対側の階段から降り、教室に戻るとこうたが階段を上がって行くところだった。

その後こうたは先生に5階で会って帰らされました。

ここまでは普通にあるようなお話しです。

その時、こうたが全速力で通り過ぎた。

私達が走り始めた途端、こうたがまた全速力で走って来た。

そして、通学路ではない、近道を走って行った。

そして少し先の階段まで行くと、

また、こうたが家とへ逆方向の私達の方へ走って来た。

そして、私達の隣に来るとクルリと向きを替え、私達と同じペースで歩き始めた。

こうたが不気味になった私達は走って自分達の家に帰った。

すると、こうたが自分の家の方向へ行かない。

私達の家の方向に走って来た。

私達の家とこうたの家の別れ道。

こうたは迷いも無く私達の家の方向に走ってきたのだ。

私達の家はマンション。

まちかは1207号室で、みうは1208号室。

エレベーターは鍵が無いと乗れない仕組みだ。

カチカチカチカチっ

ボタンを押しまくった。

すると、エレベーターが

「2階でございます。」

私達は寒気がした。

こうたが2階で待っていた