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夜の山道を ,富岡 義勇は静かに歩いていた 。

任務を終えたばかりの ,肩には深い傷が残っていた 。

富 岡 義 勇

( 今 日 は ,相 手 が 悪 か っ た な 。 )

鬼を斬る度 心も体も削られてゆく ,

だが ,彼は その痛みを表に出すことはなかった 。

ただ ,黙って前を向く ,

それが彼の生き方だった ,

春 野 澄

義 勇 さ ~ ん .ᐟ

振り返ると ,そこには 春野 澄 がいた 。

かつて ,鬼殺隊の医療班として共に戦場にたった 彼女 。

今は隊を離れ ,山里で薬師として暮らしている 。

彼女の瞳はあの頃と変わらず ,真っ直ぐで ,

どこか ,懐かしい温もりを宿していた 。

富 岡 義 勇

… ど う し て こ こ に ,

春 野 澄

鴉 か ら 聞 い た の ,

春 野 澄

貴 方 が 怪 我 し て る っ て ,放 っ て お け な く て

富 岡 義 勇

… ,

義勇は 言葉を返さず , ただ 目を伏せた 。

澄は ,彼の腕に巻かれた血染めの布をほどき ,

静かに 薬を塗る 。

彼の肌に触れる度 ,彼女の指先が震えていた 。

春 野 澄

怖 か っ た ん だ か ら 。

春 野 澄

貴 方 が ,も う 戻 っ て こ な い ん じ ゃ な い か っ て

義勇は目を閉じた 。

彼はいつも人々を守るために 前へ出る 。

自分の命を顧みずに。

そんな彼を ,澄はずっと見てきた 。

富 岡 義 勇

俺 は …

富 岡 義 勇

人 を 守 る 資 格 な ん て な い 。

富 岡 義 勇

… 戻 っ て く る 資 格 な ん て ,

春 野 澄

そ ん な 事 な い よ 。

春 野 澄

義 勇 さ ん が 斬 っ て き た 鬼 の 数 だ け 救 わ れ た 命 が あ る ,

春 野 澄

私 も そ の 1 人 。

春 野 澄

だ か ら … 私 , 貴 方 を 守 り た い 。

春 野 澄

貴 方 が 誰 か を 守 る よ う に

春 野 澄

私 も 貴 方 を 守 り た い の 。

澄はそっと義勇の手を握った 。

その手は冷たく ,けど確かに生きていた 。

富 岡 義 勇

あ り が と う 。

富 岡 義 勇

俺 は ,不 器 用 で 言 葉 も 足 り な い 。

春 野 澄

自 覚 し て た の ね 笑 ,

富 岡 義 勇

… 別 に ,

富 岡 義 勇

で も ,君 の 言 葉 が 胸 に 沁 み た 。

春 野 澄

そ れ で 良 い 。

春 野 澄

貴 方 が 生 き て く れ る だ け で 私 は 嬉 し い 。

沈黙の中 ,風が2人の間を通り抜ける 。

義勇の瞳が初めて揺れた 。

富 岡 義 勇

生 き て ,

富 岡 義 勇

又 ,会 い に 来 る 。

富 岡 義 勇

そ れ が ,俺 の 約 束 だ 。

春 野 澄

待 っ て る 。

春 野 澄

何 度 で も ,

春 野 澄

何 年 で も ,

義勇は ,澄の瞳を見つめる 。

富 岡 義 勇

君 の た め に , 俺 は

富 岡 義 勇

生 き る よ 。

春 野 澄

そ う ,又 ね 。

その言葉は ,

風にのって ,

静かに夜明けの空へと溶けていった 。

__ それから 幾度も 季節が巡った 。

澄は相変わらず 山里で薬師をしながら ,

義勇の帰りを 待ち続けた 。

鬼が倒され ,

人々の笑顔が戻り始めた頃 ___

春の風が吹くある日 ,

澄の家の前に静かに たつ男がいた 。

春 野 澄

は ~ い ,

ガ チ ャ )

富 岡 義 勇

た だ い ま 。

春 野 澄

…… .ᐟ ,

春 野 澄

お か え り な さ い .ᐟ‪‪‬.ᐟ‪‪‬

その瞬間 澄の瞳に涙が溢れた 。

義勇の瞳には かって見たことのない

柔らかな光が宿っていた 。

富 岡 義 勇

君 が い た か ら ,俺 は 生 き て こ ら れ た

富 岡 義 勇

こ れ か ら は … 君 の 隣 で 生 き て 生 き た い 。

春 野 澄

私 は 縁 談 を 申 し 込 ま れ て る の で す か 笑 .ᐣ

富 岡 義 勇

ぁ ぁ /

春 野 澄

そ う で す か 。

春 野 澄

私 は 幸 せ 者 で す ね 笑 ,

富 岡 義 勇

俺 が ,も っ と 幸 せ に す る 。

澄は頷き ,彼の手を握った 。

もう離さないよ と 誓うように 。

二人の想いは ,鬼のいない世界でようやく一つになった。 そしてその日から ,富岡義勇の剣は、誰かを守るためだけでなく 愛する人と共に生きるために振るわれるようになった 。

# し の コ ン

# ‎🤍🥞

# 感動部門

# 恋愛部門

おかえりなさい ~

「 花 宵 の 夜 」

という作品でございます 🫶🏻‎💗

この作品は ,しのコンの 感動 ,恋愛部門に入れさせていただく作品です 🫶🏻‎💗

どうか ,この作品が 紫乃.さんに

届きますように🙌🏻♡

ばいち .ᐟ

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コメント

4

ユーザー

義勇さんいけめんすぎやしないか😿😿

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