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女研 BL 短編集

第6話 - リク　オメガバース (ニキ×りちょ)

200

2025年08月04日

#女子研究大学BL

やよち

主

どうもやよちです

主

今回リクエストいただいたニキ×りぃちょで「オメガバース」書きます

主

今回は珍しくα×βになっています

主

登場人物の第二の性はこんな感じ

りぃちょ

りぃちょ/β

ニキ

ニキ/α

キャメロン

キャメロン/Ω

主

今回登場するメンバーのみ書いてます

主

なんでも許せる人だけそのままお進みください

主

それでは本編どうぞ

早速だけど俺はαが嫌い

αなんて自分勝手で常に優位にたってると勘違いしてるやつらばっかり

どうせβの俺はαとなんて関わる事ないと思ってた

それなのに…

ニキ

あの、俺と付き合ってください

りぃちょ

は？

その日はほんとに突然だった

幼なじみのキャメさんが発情期で休んだ日の放課後

一人で帰ろうとしていた時

『靴箱に体育館裏に来て欲しい』と書いてある手紙が入ってたから

やっと俺も女子から告白される日が来たかと思ってきてみたらこの状況

りぃちょ

あの、全く状況が飲み込めてないんだけど

りぃちょ

いろいろ聞きたいことだらけだし

りぃちょ

まず名前聞いてもいい？

ニキ

え、あっ！ごめん

とりあえず彼がどんな性なのかは知らないけど

知らない男子からいきなり告白される覚えはない

ニキ

そうだった。
俺、2年1組のニキ

りぃちょ

(1組？ってことはこの人αか）

りぃちょ

俺αの知り合いとかいないけど、俺らどっかで話したことあったっけ？

ニキ

俺が一方的に知ってるだけで話したのは今日が初めて

りぃちょ

なるほど

りぃちょ

(いやますます俺に告白してきた意味が分からない)

りぃちょ

俺君の事全然知らないんだけど、なんで告白してOKもらえると思ったの？

りぃちょ

第一俺βだし

りぃちょ

高貴なαと付き合うとか無理じゃ...

ニキ

無理じゃない！

ニキ

もちろんそう簡単にOKしてもらえるとも思ってない

ニキ

告白したのは俺を意識してもらえるようにしたかったから

ニキ

だからこれから俺と仲良くなってあわよくば付き合ってもらえると嬉しい

ニキ

俺、1度欲しいと思ったものは絶対諦めない主義だから覚悟しといて

りぃちょ

はぁ！？？？？

りぃちょ

(これだからαは嫌いなんだ！)

それからニキニキは毎日俺のクラスまで来るようになった

どうせ突っ放しとけば諦めると思ってたのに

諦める様子なんて一切なく毎日俺に会いに来る

噂によるとニキニキはαクラス(1組)の中では有名らしい

復帰したキャメさんにこのことを話したら

キャメロン

え、俺の休みの間に面白いことになってるじゃん

りぃちょ

全然面白くない！

りぃちょ

(なんでよりによって俺なんだ)

りぃちょ

(俺と付き合っても番になれる訳でもないし子供とかできないし)

りぃちょ

早く諦めてくれないかな

キャメロン

逆になんで嫌なの？

りぃちょ

嫌って問題じゃなくない？いろいろと

キャメロン

別にいない訳じゃないらしいよαとβの恋人

りぃちょ

でもどうせいつか運命の番と会ったら俺はすぐ捨てられるでしょ

りぃちょ

それだけはマジで勘弁

キャメロン

あぁ、まぁ

どうせいつか付き合わなくてよかったって思う日が来るんだ

放課後

りぃちょ

キャメさん早く帰ろ〜

キャメロン

あれ、ニキくん待ってなくていいの？

キャメロン

昼休み一緒に帰ろうって言われてなかった？

りぃちょ

知らない。
俺はいいよとも帰るとも言ってない

りぃちょ

だからあいつが来る前に早くかえ…

ヾ( 〃∇〃)ﾂｷｬｰｰｰｯ♡

キャメロン

あ、噂をすれば来たんじゃない？

ニキ

りぃちょ帰ろ〜

りぃちょ

げっ

ニキ

げって酷くない？

キャメロン

じゃあ、俺今日用事あるから2人でごゆっくり

りぃちょ

あ、ちょっ裏切り者！

ニキ

よし、帰ろっか

りぃちょ

(最悪…)

りぃちょ

ほんとそろそろ諦めて欲しいんだけど

ニキ

絶対やだね

ニキ

俺絶対りぃちょの事…

モブ生徒

キャー！
誰か！

モブ生徒

手を貸してください！

りぃちょ

(この匂いΩがヒートの時に出るやつ)

りぃちょ

これまずいかもニキくん！

ニキ

ｽｩ-、ﾊｧｰ

りぃちょ

(やっぱり匂いに当てられてる)

りぃちょ

ニキくんこっち

りぃちょ

落ち着くまでここの空き教室で休めば

ニキ

……

りぃちょ

ニキくん大丈夫？

ニキ

ごめん、りぃちょ

りぃちょ

え？

ﾄﾞｻｯ (押し倒される)

りぃちょ

ちょ、ニキくん？

りぃちょ

(顔がどんどん近づいてくる。あ、これ噛まれる)

りぃちょ

(何期待してたんだろう。
やっぱりΩの方がいいんじゃん)

ニキ

はんっ(ｶﾞﾌﾞｯ

・・・

りぃちょ

(あれ、い、…たくない？)

ニキ

ﾌｰｯﾌｰｯ

りぃちょ

え、ニキくん手！

りぃちょ

(自分のを噛んで抑えてる)

ニキ

安心ひて、絶対りぃちょを傷つけたりはしなひから

りぃちょ

なんで、そこまでして俺の事...

ニキ

ほめん、今は1人にして

ニキ

一緒にいたらどうなるか分かんないから

りぃちょ

っ！

りぃちょ

(なんでそこまでして俺を助けようとするの？)

りぃちょ

(なんか、このまま助けられるのはなんか癪なんだけど)

りぃちょ

ねぇ、ニキくん俺でよければ相手になってもいいよ

ニキ

は？自分で何言ってるか分かってる？

りぃちょ

(自分でもなんでこんな言葉が出てくる分からない)

りぃちょ

(だからきっとこれはΩの発情期にあてられたせい)

りぃちょ

(今から言う言葉もニキくんにいだいているこの感情も全部あてられたせい)

りぃちょ

いいよ

ニキ

っ！(口づけ

りぃちょ

んっ...///うっ、ん///

りぃちょ

(あ、ニキニキとのキス思ったより嫌じゃない)

りぃちょ

(むしろ気持ちいかも)

ニキ

ぷはっ

ニキ

りぃちょから言い出したんだから

ニキ

嫌だって言ってもやめてあげられないからね

ニキ

りぃちょ口開けて

りぃちょ

え、...あー

ニキ

んっ♡ふっ、ん

りぃちょ

(やばい、口の中掻き回されて頭ふわふわしてくる)

ニキ

顔すげぇ蕩けてる。
そんなにキス気持ちよかった？(耳元で

りぃちょ

っ///

ニキ

ふふw
ちょー可愛い

りぃちょ

頼むから早く終わらせて

ニキ

はーい♡

りぃちょ

ふっ///……っん♡

りぃちょ

(さっきからずっと指で後ろいじられてるけど)

りぃちょ

(これ結構やばい♡)

ニキ

ごめんりぃちょ
俺そろそろ限界

ニキ

結構広げたと思うけどもし痛かったら言って

りぃちょ

？

カチャカチャ

りぃちょ

(え、嘘でしょ)

りぃちょ

(確かに相手になるとは言ったから挿れられるとは思ってたけど)

りぃちょ

(こんなでかいとは聞いてない！)

りぃちょ

ちょ、待ってニキく…

ニキ

大丈夫ちゃんとゴムするし

りぃちょ

(そういう事じゃねぇ！)

りぃちょ

てかなんでゴムなんで持ってんの！？

ニキ

え？いつでもりぃちょとヤれるように

りぃちょ

マジかお前

ニキ

ねぇそろそろいい？
俺限界

りぃちょ

ぇ、あーうん
い、痛くしないでよ？

ニキ

約束は出来ないかな

ズルッ

りぃちょ

っ！♡

ニキ

りぃちょ、もうちょっと力抜いて

りぃちょ

むちゃ、言うなよ
あっ♡

りぃちょ

(ニキくんのが俺の中に入って)

ニキ

一応、全部入ったけど
痛くない？

りぃちょ

い、痛くは無いけど
圧迫感半端ない

ニキ

ははっw
いつか慣れるよ

りぃちょ

(今後もする気！？)

ズンッ

りぃちょ

あっ！♡

りぃちょ

きゅ、急に動くのははんそ、あっ♡

りぃちょ

(なにこれ目の前チカチカする)

りぃちょ

ぁ、っん♡…っ///あ"っ///

ニキ

りぃちょ声、抑えないと、誰かに気づかれるかもよ

りぃちょ

そ、んなこと、いわれてもあ〜♡

りぃちょ

っ///ぁ、うっ♡、やばっおく、あんまりつかないれ

ニキ

ふっwりぃちょ可愛すぎでしょ

ニキ

俺以外の奴に渡すとかやっぱありえねぇわ

ニキ

例えりぃちょがβだろうと絶対俺のもんにするから

りぃちょ

ニキくん、おれ、もうイクっぁ♡

ニキ

いいよ。
俺もそろそろイきそう♡

りぃちょ

んっ//あ"ぁ♡っ…///

ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙ

りぃちょ

ﾊｧﾊｧ

ニキ

りぃちょ愛してる (ﾁｭｯ♡

りぃちょ

ニキくんのばかっ♡

ニキ

えっwなんでそうなるわけ？

次の日

りぃちょ

(昨日あの後ニキくんが家まで送ってくれたけど)

りぃちょ

(ほとんど記憶曖昧だし。どんな顔して会えばいいんだ)

ニキ

……それでさぁ

ニキ

あ！りぃちょ。おはよう
昨日は大丈夫だった？

りぃちょ

お、おはよう
全然大丈夫だし

りぃちょ

(正直めっちゃ腰痛いし大丈夫ではないんだよな)

りぃちょ

あれは俺が言い出したことだから気にしないで

ニキ

そっか

りぃちょ

…あ、そうだ。なんで俺だったの？

ニキ

え？

りぃちょ

ずっと気になってたんだよね。ニキくんが俺を好きな理由

りぃちょ

番にも慣れないし子供も産めないのになんで俺の事好きになったの？

ニキ

あー、それはねぇ

ニキ

……今年の春。
りぃちょが急なヒートで倒れた子を助けたことあったの覚えてる？

りぃちょ

？…ぁ、あった

りぃちょ

道端で発情してたΩの子を助けた時だっけ？

ニキ

あの時自分もきついはずなのに助けてるの見て

ニキ

最初はただの良い奴だなぁくらいに思ってて

ニキ

だけど、学校で何度か見かける度に楽しそうに笑ってる顔がすげぇ可愛くて好きだと思うようになった

ニキ

だから俺りぃちょがβだろうがΩだろうが関係ない

ニキ

俺はりぃちょ自身が好きになったから

ニキ

りぃちょ以外選ぶつもりないよ

りぃちょ

それって…

りぃちょ

(信じていいのかな)

りぃちょ

……まぁ、付き合ってからやっぱなしって言わないなら考えてあげなくもない、かな

ニキ

え、それって

りぃちょ

告白の返事///

ニキ

ありがとうりぃちょめっちゃ嬉しい！

ニキ

(っ´>ω<))ω・`)ｷﾞｭｯ♥

りぃちょ

ちょくっつかないでよ暑苦しい

この後正式に付き合うようになるのにそう時間はかからなかったと思う

END

主

いかがでしたでしょうか？

主

普段書かない組み合わせだったのでリクエストいただけて嬉しいです。

主

ご期待に答えられてたらいいんですけど…

主

もしかしたらスピンオフ的な感じの同じ世界線でしろキャメをだすかも？

主

その時はまた読んでくださると嬉しいです

主

それではまた

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