陸
俺には自慢な兄がいる
陸
名前は天にぃって言うんだけどね
陸
天にぃは凄いんだよ!
陸
病弱だった俺にいつも色々なことを教えてくれたんだ
陸
もちろん歌やダンスも
陸
そんな天にぃが俺は大好きなんだ
陸
え?ブラコンだって?
陸
俺が?!まさか!
陸
んでね、そんな俺には夢があるんだ
陸
それは自慢の兄を超えること
陸
天にぃは凄いアイドルで俺は凄いアイドルのライバル!
陸
いつか!絶対
天にぃより凄い アイドルに なってやる!
天
僕には可愛らしい双子の弟がいる
天
名前は陸って言うんだけどね
天
本当に可愛いんだ
天
よく仲間にシスコン・ブラコンって言われるんだけど
天
この際だからはっきりと言うよ
天
そうです。ブラコンです(どやぁ
天
そんなこんなで僕は家族を捨てて
アイドルになったんだけど
アイドルになったんだけど
天
陸がおってきちゃって病持ちの陸が
アイドル..と思うと気が気じゃなかったけど
アイドル..と思うと気が気じゃなかったけど
天
いつの間にか僕の真後ろにいて
天
いつの間にかライバルになってた
天
だから僕は陸にとって
最高のライバルでいようと思った
陸
(いつからだろ
陸
(あの日言ったことが
陸
(どんどん出来なくなっているのは
陸
世の中はネット時代
陸
小さなことでもネットに書き込む
俺もその中の一人でね
俺もその中の一人でね
陸
時間があればネットを見ている
陸
でもある日こんなことが書かれていたんだ
九条天は天使からの贈り物 七瀬陸は悪魔からの贈り物
陸
って
陸
あ、あとこんなことも
九条は天使で癒し 七瀬はトラブルメーカー
陸
見てみぬ振りをしようとしても出来なかった。
陸
越えたいのに越えれない
陸
越えてしまったら何を言われるか分からなくて怖いから
陸
その後の記憶は無くて
陸
目をさめると
泣いてる一織がいたんだ
泣いてる一織がいたんだ