わそ
わそ
地雷さんは気を付けて! 通報はやめてね 青黒、mrnk 微Rあり
いふ
俺はいふ。 貴族、猫宮家の息子である。 俺は既に許嫁を決められていて、その人と今宵、この舞踏会でお見合いをする約束だった。 しかし
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今はベランダの人目のないところにいるためバレてはいないが、このままでは外に逃げにくい。 え? 許嫁に会わなくていいのかって? 勿論だ。 きっとこの情報を広めたのも彼女。 そんな事をする奴には会いたくないし そもそもタイプでは無かった 1番は、何故自分の相手を人に決め付けられるなんて言語道断。俺の相手は俺が決める。
いふ
悠佑
彼はベランダの柵から身を乗り出し、上から下にいる人達を見つめているようだ。 目を惹かれた。 にこやかにしている表情はどこか切なかった。
いふ
話しかけてみたくて
いふ
悠佑
いふ
何も言葉が出てこない。 だって、身体が勝手に動いてしまって、何を言うかも考えずに声を掛けてしまったから。 これは失敗した。
悠佑
いやかわよ じゃなくてっ…… なんか言わなきゃ
いふ
悠佑
めっちゃかわよ じゃなくて… えーーーどうしよ
いふ
悠佑
いふ
悠佑
なんとも温厚な人だろうか。 とても優しい態度で接してくれて、この人に一目惚れしてしまいそうだ。
いふ
悠佑
いふ
猫宮家、それは貴族の中でもトップに位置する家系。 俺はその1人息子に生まれた。 小さい頃からたくさんの経験をさせられた。 遊ぶ余裕も無く、1日に与えられた娯楽の時間は30分以下。その他は全て学習などに使われた。 そして許嫁に会いに来ると約束した今日。 俺はこれを良い事に逃げ出す事にしたのだ。
悠佑
いふ
悠佑
予想外の言葉に、俺は心が揺れた。
いふ
悠佑
いふ
悠佑
照れた顔も可愛い、だなんて
いふ
悠佑
俺も……そんな感じや!
いふ
悠佑
逃げた、と言うよりかは、合意の家出……っていうんかな 俺も貴族の中ではそれなりに高い方なはずでな?だからこそ、 「出来損ないがいるんじゃねぇ」 って。 そんで、出てきた。
いふ
こんなにも人柄が良くて、見た目も良い人が…? 苛立ってきた。
悠佑
いふ
少し、心の中が複雑になった。 なんであにきに友達がいないんだろうか? でも、それで良かったような。 嫉妬、なのか分からないが 多分そうだろう
悠佑
いふ
__
__
__
いふ
悠佑
俺はあにきの手を引っ張って階段を登って行った。
登った先は最上階。梯子を登ると屋根の上な出れる事を知っている。
悠佑
いふ
俺らは梯子を登り屋根の上に出た。
いふ
悠佑
いふ
俺はあにきの手を取り飛び降りた
この高さから飛び降りた事なんて、1度もない
でも、君がいたから
行ける気がした
いふ
飛び降りた先の地面は幸いにも水辺 腰を少し打つだけで済んだ 辺りには舞踏会の祝福の花火が舞っていた
悠佑
いふ
飛び降りたとはいえ、ここがどこか分からない。 外に出た事があまり無いので土地感覚は0だ そして帰る家も無い
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
親はどれだけあにきと離れたかったのか?この家のレベルで分かる
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
無愛想な俺にも優しく接してくれた ここまで手伝ってくれた なのにさらに金を削ってまで? 意味が分からない
いふ
悠佑
いふ
悠佑
悠佑
いふ
悠佑
ついさっきだが、俺は自覚した こんなに謙虚で、優しくて、可愛くて 俺は、あにきの事が恋愛的に好きになった 俺は絶対に手に入れてやる
いふ
もっと、もっと、それ以上の関係で
いふ
いふ
悠佑
いふ
恋人になろう
悠佑
いふ
頭の中は悠佑でたくさん
悠佑
いふ
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
好きか嫌いかっつってんだよ
悠佑
いふ
もっと、叩き込んでやるよ
俺が愛すから
堕ちればいい
君が俺以外の誰かを愛すなら
逃げさせて、駆逐して あにきをそいつから離すんや
いふ
俺の悠佑
いふ
わそ
わそ
わそ
コメント
1件
えへへめちゃくちゃ好きです( ◜ω◝ )