尊すぎますお兄様

普段は賑わっている時間帯 珍しく2人きりだった

俺も働けたらよかったのに...

...今日は家事でも頑張るかぁ

……って

この家は1階が共有スペースで 2階は個人の部屋や物置になっている

個人の部屋が...物凄く汚い

階段を上ってすぐの n k の部屋

学習道具や服が散らばっていて 掃除を躊躇うレベル

どうしようかと悩み 部屋を1周見渡す

ふと 机の上にあった物が視界に入る

数歩足を進め 顔を顰めた

山積みになった写真

どれも

これも

全て俺が映った写真

...一旦

別の部屋に行こう

と、振り向く

＿＿ｶﾞﾁｬ

見たのバレてない？

それとも気にしてないだけ？

無意識に見つめていたようで 慌てて嘘をつく

n k の髪の毛をつまんで とったふりだけする

大丈夫...いつもの n k だ

いや、そもそも隠してることなの？

俺が気にしすぎなだけか...

家族ならこれくらい普通...？

後で他の奴にでも聞いてみよ

夕方

ただいま〜

透き通った綺麗な声

青色が帰ってきた

わしゃわしゃと頭を撫でられる

※最も癒し効果のある n k と いちゃいちゃしてこい

圧...が……

俺が可愛いって言うのはだめだった...

n k を狙ってるって思われるじゃん

壁に...ドン...？

今はそれどころじゃ...! ? やばいやばいやばい

なんて答えれば...!!

k n の本命は n k ...?

優しく頭に手を乗せられ 温かい笑顔を浮かばせる k n

ほんと...

もうやめてほしい