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続きを楽しみに待っています 体調に気をつけて頑張ってください これからも応援してます
~広間~ 私達が広間までくれば、みんな集まっていた。
大典太光世
柘榴
すると、少し離れた場所から加州が近寄ってきた。
加州清光
そう言いながらぎゅっと抱きついてくる加州。大典太もソハヤもすごくガン見してきてる⁉これやばくない?
柘榴
加州清光
大典太とソハヤに見せつけるかのように抱きしめてきた挙げ句、意味深く一緒に寝た仲だと言い張る加州。清光…空気読んで?あと、ちゃっかり私を自分のものだといってない?
柘榴
加州清光
柘榴
大典太光世
ソハヤノツルキ
なんか、二人の目線が『大変そうだな』という感じに変わった気がする…。
柘榴
あれから2人と清光と別れて空いてる席についた。独り言をボソりと呟けば、たまたま近くにいた刀剣達が声をかけてきた。
太郎太刀
柘榴
次郎太刀
次郎が私の隣にくれば、肩を抱きながら酒を勧めてきた。近くに来た次郎は、昼間だというのに酒臭かった。お酒買い足したほうがいいのかな。
柘榴
次郎太刀
柘榴
次郎の言葉になんて答えようか迷ったが、あの後ぶっ倒れて清光に襲われかけたことを思い出せば少し動揺してしまった。その動揺を隠すようにコップに入った水を飲んだ。すると、それを察した次郎はニヤニヤしながら顔を覗いて一言呟いた。
次郎太刀
柘榴
次郎太刀
柘榴
私を見て大笑いをしている次郎にムカっとして、眉間にシワを寄せながら私は次郎をみた。
次郎太刀
柘榴
次郎太刀
柘榴
私をからかうように、次郎はニヤニヤしながら深く聞こうとしてくる。それを見かねた太郎が次郎に声を掛けた。
太郎太刀
次郎太刀
太郎の注意に潔く身を引いた次郎
太郎太刀
柘榴
助けてくれた太郎に手を合わせながらお礼を言った。
次郎太刀
柘榴
私は広間に居る刀剣を見渡した。ここに居るみんながオオカミ…。こんな沢山オオカミ居たら怖いよ!!なんか赤ずきんちゃんの気持ちになれる……。いや、子羊?
次郎太刀
そう言って、次郎は私の唇を指で撫でてきた。
柘榴
次郎太刀
太郎太刀
柘榴
あれから何だかんだ次郎や太郎と話ながら食事を済ませ、小狐丸との約束があった為私は自室へと戻ってきた。
柘榴
小狐丸の髪を梳かす為の櫛を棚から取り出した。すると、間がよく小狐丸が部屋にやってきた
小狐丸
声と共に部屋に入ってきた小狐丸。私は笑顔で出迎えた。
柘榴
小狐丸
そう言って近くに寄ってくる小狐丸。高身長……あんまり隣に立つことなんてないから、今近くに立っている小狐丸を見ると改めて高身長だと思ってしまった。
柘榴
私は座布団を敷けば、その座布団をポンポンと叩いて座るように促した。
小狐丸
柘榴
小狐丸は、私の方を向きながら座った。ん?なんでこっち向いて座るの?普通私に背を向けて座るよね?そんな事を思っている間も、小狐丸はじーっと私を見ていた。
柘榴
小狐丸
柘榴
小狐丸
小狐丸……やり手だな……とりあえずもう一回愛らしいって言われたい。
柘榴
小狐丸
柘榴
小狐丸
柘榴
小狐丸
素直に何度も言ってくれるところ大好きだよ!!私は膝立ちをして小狐丸を正面から抱きしめた。
柘榴
抱きしめながら優しく小狐丸の柔らかい髪を撫でた。もふもふふわふわ……。すると、小狐丸もやり返すように私の腰をぎゅっと抱きしめてきた。
小狐丸
小狐丸は抱きしめる手を強め、私に擦り寄ってきた。え、可愛い……本物の狐みたい……。
柘榴
小狐丸
小狐丸は嬉しそうに、膝立ちをした私を見上げながら微笑んだ。すると、何だかお尻に手の感覚を覚えた。
柘榴
小狐丸
そう言いながら、小狐丸は私の胸をに顔を押し付けてきた。それと同時にお尻にある手が撫でるように動き出した。待て。おかしくない?何でお尻撫でられてんの?そして胸に顔埋められてる…のはいいとして…え、なにこれ。
柘榴
小狐丸
柘榴
小狐丸
柘榴
私は小狐丸から離れて、強制的に後ろを向かせ柔らかな髪に櫛を通した。そんな小狐丸は少しシュンとしていた。うぐっ、罪悪感半端ない…。少しの間、私達の間には沈黙が流れる。そんな中、沈黙を破ったのは小狐丸だった
小狐丸
小狐丸は少し振り返りながら問いかけてきた。なんだ、私が怒ったと思って心配してたんだ。
柘榴
小狐丸
柘榴
私は返事をしながら、髪を優しく梳かしていく。するといきなり小狐丸がこちらを向いてきた。
小狐丸
柘榴
小狐丸
少し俯き加減で呟く小狐丸。その姿はとても寂しそうで、放っておくなんてできそうにもなかった。
柘榴
小狐丸
そう言ってぎゅっと私を抱きしめてくる小狐丸。確か…前任に性的暴行を受けてたとは聞いていたけど、そんな事があっても私に触れてくれるのは…とても凄いことだよね……。私は…出来なかった。
柘榴
小狐丸
そう言いながら小狐丸は私の頬に手を添えながら、優しく口付けをしてきた。
柘榴
小狐丸
軽い口付けがだんだんと深くなっていく。深く長いキスに息苦しくなり、離れようとするが抱きしめられ後頭部を支えられ離れることを許さなかった。そんな中、誰かが部屋に近付いてきて襖を開けた。
三日月宗近
柘榴
部屋に来たのは三日月だった。 私は慌てて小狐丸を離し三日月に目をやるが、キスしてる所をがっつり見られてしまった。
小狐丸
三日月宗近
三日月は微笑んでいるが、目が全く笑っていなかった。それと同様に、小狐丸も目が笑っていない。