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コメント
1件
ああ、これすごく好きな世界観…。満月の夜に生まれた異形の赤子、その「始まり」の描写がもう痛いほど伝わってくるよ。人間が恐れて♡♡♡側になるのもわかるけど、育てた母親たちの選択にもグッときた。続きを読むのが楽しみすぎる、飛さんのダークファンタジー、もっと教えて🌙🥀
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羽海汐遠
11,017
赤兎
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朧霞がかかる満月の夜に"それ"は産まれた、産み堕とされた。 "それ"に名前は付けられなかった、捨てられたから。 それが明確な始まりであった。
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赤子と呼ぶにはあまりにも異様すぎた。 角が生え、白目は黒に染まり、何かの尻尾が生えていた。 ニンゲンの目には、化物に見えたのであろう
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そのままニンゲンは始まりの赤子を殺してしまった。 もう1人のニンゲンも赤子だったものを汚物のように扱った。 事態は落ち着いたかのように思われた。 …だが、そんなことはなかった
その直後から全世界で同様の事象が頻発したのだ。 産まれてくる赤子はどれも違った特徴を有していた。 だがほとんどのニンゲンは… 気味悪がり、即座に赤子を殺してしまったという
だが、一部の母体は赤子を育てることにした。 どんな形であれ、それは我が子であるから。
育った赤子たちはどれも強力な能力を有した。 あまりに強大すぎて隠し通せなくなっていった。 ニンゲンどもは次第に"異形""バケモノ"などと呼び始めた。 異形創世記第1章2項