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"止まり方を知らない光は、いつか星になる。 だけど、その道のりは想像よりずっと静かで重たい。"

部屋の壁に貼られた古くなったポスターを見つめる時間が増えた気がする。 デビューした頃のまだ髪色も変わってなくて表情もぎこちなかった頃の写真。

SOA

リーダーってどうなるんですか

その質問をされたのは確か1年前。 そあのまだあどけない顔でピラミッドの一番下からこちらを見上げるようにして言った。

JINU

...さぁな

それ以上、何も答えられなかった。 リーダーってなるものなのだろうか。 それとも気づいたらなっていたものなのだろうか。 今も正直分からない。

練習生時代はとにかくがむしゃらだった。 誰よりも上手くなりたくて、誰よりも早く覚えたくて。 だけどどこかで誰よりも仲間に必要とされたい。 そう思えていた。 それが僕の動機だった。 でもそれだけじゃ全員を引っ張ることは出来なかった。 しうとすびんがぶつかった夜。 ひなたが自分のパートを勝手に変えてしまったリハ。 いぇじゅんが音の感覚だけを信じてダンスをずらしてしまったショーケース直前のリハ。 思い出す度に胸の奥がぐっと重たくなる。 僕は何度も自分の未熟さにぶつかって折れそうになる。 でもその度に じぬひょんがリーダーでよかった。 誰かが言ってくれた。 それは叱られた後の練習室だったり、 泣きながら謝った夜だったり、 思い出したくもないくらい恥ずかしい失敗をしたあとの食堂だったり。 その一言だけで世界がまた回る気がした。 今僕の目の前にいる8人は、 それぞれ違う方向を見ているし、歩くペースもそれぞれ違う。 でも不思議なことに光の先はちゃんとひとつになっている気がする。 それがグループということなのかもしれない。 不安定で、でも確かに暖かくて、うるさいのにたまに静かで。 そんな8人をまとめるなんて到底ひとりじゃ無理だ。 だけどもし誰かが心を落としかけた時は その心の重力を、僕が引き受けてみせる。 その覚悟だけは持っているつもりだ。 部屋の明かりを落として、スマホのプレイリストを開く。 練習生時代、何度もループしたバラード曲が流れる。 懐かしいけど今の方がもっと心に響く気がする。 画面を見つめながらぼそっと呟く。

JINU

...俺、リーダーぽくなれたかな

答えはかえってこないけど、それでいい。 誰もいない静かな夜に、自分も向き合えることが今は誇らしい。 そして明日もまた、9人で笑っていれたらいい。

はい主です、まじでテラーノベルって書くのむずくないですか プリ小説で慣れてるからなのかくそムズいです てか9人のメンバー紹介してませんね リーダー、ラップ JINU ジヌ 🇰🇷 ラップ AO アオ 🇯🇵 ラップ SIU シウ 🇰🇷×🇯🇵 ボーカル SONWOO ソンウ 🇰🇷 ボーカル TOA トア 🇯🇵 ボーカル SUBIN スビン 🇰🇷 ダンス YEJUN イェジュン 🇰🇷 ダンス HINATA ヒナタ 🇯🇵 ダンス SOA ソア 🇰🇷 です、見た目はあの登場してきたときに是非見ていただいて

題名のなんか土星とか、火星とかはあの右の吹き出しにいるメンバーたちのイメージした宇宙だと思ってください

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